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第60回 午前 問59

解剖学

解剖学に関する問題

脊髄で運動神経の細胞体が主に存在する部位はどれか。

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✓ これが正解3前角

解説

脊髄の運動神経の細胞体は、主に灰白質の前角にあります。

脊髄の断面は、中央のH字形をした灰白質と、その周りの白質に分かれます。灰白質は神経細胞の細胞体が集まる部分で、前方に突き出た部分を前角、後方に突き出た部分を後角と呼びます。前角には、骨格筋を支配する運動神経(前角細胞、α運動ニューロン)の細胞体があり、その軸索は前根を通って筋へ向かいます。後角には、後根から入ってくる感覚の情報を受け取る神経細胞が集まります。

白質は神経線維の束が通る部分で、位置によって後索、側索、前索に分けられます。いずれも上行路や下行路の線維の通り道で、細胞体の集まる場所ではありません。

したがって、運動神経の細胞体が主に存在する部位は前角です。灰白質は細胞体、白質は線維、前は運動で後ろは感覚、と組み合わせて覚えておくと選びやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午前(厚生労働省)問59(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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