平成26年度 秋期 午前Ⅱ 問13
通信プロトコル
サブネットマスクに関する問題
クラスBのIPアドレスで,サブネットマスクが16進数のFFFFFF80である場合,利用可能なホスト数は最大幾つか。
- ア126
- イ127
- ウ254
- エ255
答えと解説を見る
✓ これが正解ア126
解説
ホスト部が7ビットなので、2の7乗−2=126台です。
サブネットマスクの16進数FFFFFF80を2進数にすると、先頭から1が25個並び、最後の7ビットが0になります。0の部分がホスト部なので、ホスト部は7ビットで、表せる値は2の7乗=128通りです。このうち、ホスト部が全て0のアドレスはネットワークそのものを、全て1のアドレスはブロードキャストを表すので、ホストには割り当てられません。したがって利用可能なホスト数は128−2=126台です。クラスBであることは、もとのネットワーク部が16ビットであることを示すだけで、ホスト数はサブネットマスクで決まる点に注意します。ホスト部のビット数をnとして2のn乗から2を引く、と覚えておけば、どのマスクでも同じ手順で求められます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ127:127は、128通りからネットワークアドレスかブロードキャストアドレスの一方だけを引いた値です。ホスト部が全て0と全て1の二つはどちらもホストに使えないので、2を引く必要があります。
- ウ254:254は、ホスト部が8ビットの場合、つまりサブネットマスクがFFFFFF00のときのホスト数です。第4オクテットの80は2進数で10000000なので、ホスト部は1ビット少ない7ビットです。
- エ255:255は、ホスト部を8ビットとしたうえで、全て0と全て1のどちらか一方しか除いていない値です。マスクの読み違いと、除外するアドレスの数え違いが重なっています。
この問題の用語
- サブネットマスクIPアドレスのうち、どこまでがネットワークかを表す値です。アドレスと重ね合わせると、そのネットワークの番号が求まります。
- IPアドレスネットワークにつながった機器を見分けるための番号。通信はこの番号を宛先として届けられ、名前からは変換して求めます。
出典:平成26年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問13
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前Ⅱ 問8:可変長サブネットマスクの問題(サブネットマスク)
- 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問12:サブネットマスクの組合せ(サブネットマスク)
- 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問11:ホストアドレスを求める式(サブネットマスク)
- 令和6年度 春期 午前Ⅱ 問4:OSPFだけに当てはまる特徴(サブネットマスク)
- 令和5年度 春期 午前Ⅱ 問7:BGP-4の説明(サブネットマスク)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)