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第111回 午前 問79

人体の構造と機能

咀嚼運動にかかわる脳神経

咀嚼運動にかかわる脳神経はどれか。

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✓ これが正解3三叉神経

解説

咀嚼運動には、三叉神経が支配する咀嚼筋が働きます。

この問は、12対の脳神経それぞれの主な働きで判断します。咀嚼(食べ物をかみ砕くこと)は、咬筋や側頭筋などの咀嚼筋が下あごを動かして行う運動です。

三叉神経は、顔の皮膚の感覚を伝える感覚神経の役割が大きい脳神経ですが、その枝の一つである下顎神経には運動の線維が含まれ、咀嚼筋を動かしています。そのため、咀嚼運動にかかわる脳神経は三叉神経です。嗅神経はにおいの感覚を伝える神経で、運動にはかかわりません。滑車神経は眼球を動かす上斜筋を支配する神経です。動眼神経は眼球を動かす筋の多くや上まぶたを上げる筋を支配し、瞳孔を縮める働きにもかかわります。内耳神経は聴覚と平衡感覚を伝える神経です。

したがって、咀嚼運動にかかわるのは三叉神経です。顔の感覚と咀嚼は三叉神経、顔の表情は顔面神経、と顔にかかわる2つの神経を区別して覚えると、ほかの問にも役立ちます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第111回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問79(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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