第38回 問題69
こころとからだのしくみ
次のうち,健康な成人において,横行結腸の次に便が通過する部位として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1盲腸
- 2上行結腸
- 3下行結腸
- 4S状結腸
- 5直腸
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✓ これが正解3下行結腸
解説
横行結腸の次は、体の左側を下る下行結腸を便が通ります。
小腸で栄養を吸収された後の内容物は、大腸を通る間に水分が吸収されて便になります。大腸は、右下腹部の盲腸から始まり、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸の順に続き、肛門へとつながっています。
位置で言うと、上行結腸は体の右側を上へ、横行結腸は上腹部を右から左へ横切り、下行結腸は体の左側を下へ、S状結腸は左下腹部で曲がりながら骨盤の中の直腸へつながります。
したがって、横行結腸の次に便が通過するのは下行結腸です。この流れは、腹部の清拭やマッサージで、の字を書くように手を動かす向きの根拠にもなっています。便が長くとどまるほど水分が吸収されて硬くなるため、大腸の後半ほど便は固形に近づいていきます。
覚え方は、盲腸、上行、横行、下行、S状、直腸と、体の右下から時計回りにぐるりと回って下りていく順番として思い浮かべることです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1盲腸:盲腸は大腸の入り口にあたる部分で、小腸から内容物を受け取るところです。横行結腸より手前の段階なので、横行結腸を通った便が次に向かう部位ではありません。
- 2上行結腸:上行結腸は盲腸に続いて体の右側を上る部分で、横行結腸の手前にあたります。便は上行結腸から横行結腸へ進むので、順序が逆になっています。
- 4S状結腸:S状結腸は下行結腸に続く部分で、左下腹部で曲がりながら直腸へつながります。横行結腸からは、下行結腸を経てからでないと到達しません。
- 5直腸:直腸は大腸の最後の部分で、便をためて肛門から出す直前の通り道です。横行結腸との間には下行結腸とS状結腸があり、すぐ次の部位ではありません。
出典:第38回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題69。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。
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