ITパスポート 平成27年度 春期 特別措置試験 問51
コンピュータ構成要素
互換CPUに関する記述
互換CPUに関する記述のうち,最も適切なものはどれか。
- ア オリジナルのCPUで動作するのと同じOSやアプリケーションソフトを動作させることができる。
- イ オリジナルのCPUの特許が有効な期間は,開発・製造することはできない。
- ウ シングルコアCPUに対応する互換CPUは開発されているが,マルチコアCPUに対応する互換CPUは存在しない。
- エ 古くなったPCの性能を向上させるために用いられるCPUであり,新製品のPCに採用されることはない。
答えと解説
✓ これが正解ア オリジナルのCPUで動作するのと同じOSやアプリケーションソフトを動作させることができる。
解説
同じソフトがそのまま動く、というのが互換の意味です。
互換とは、取り替えても同じように使えるという意味です。互換のCPUは、元になった製品と同じ命令を解せるように作られているので、同じ基本ソフトも同じ道具も、そのまま動きます。作るほうは、特許に触れない別の設計で同じ振る舞いを実現します。残る三つは、いずれも言い過ぎか、事実と違う言い方です。特許が生きている間は作れない、多核のものは無い、新しい製品には使われない、という三つになります。同じものを別の会社も作れると、値段が下がり、片方が止まっても手に入ります。買う側にとっては、そこが利になります。一方で、細かい振る舞いまでそっくり同じとは限らないので、業務で使うものは事前に確かめます。命令の並びが同じでも、速さや消費電力は別に決まります。試験では、同じソフトが動くという一点で足ります。
ほかの選択肢の解説
- イ オリジナルのCPUの特許が有効な期間は,開発・製造することはできない。:特許が生きている間は作れない、と述べています。特許に触れない別の道筋で作ることはできます。特許で守られる期間はどれくらいか、と聞かれたら、それは法務の節の問いになります。
- ウ シングルコアCPUに対応する互換CPUは開発されているが,マルチコアCPUに対応する互換CPUは存在しない。:多核のものは無い、と言い切っています。無いと言い切る肢は、一つでも例があれば崩れます。核が一つのものと複数のものの違いを聞かれたら、それは仕組みの側の問いです。一つの中に演算する部分をいくつ持つか、という話になります。
- エ 古くなったPCの性能を向上させるために用いられるCPUであり,新製品のPCに採用されることはない。:古い機械を速くするためだけのもの、と述べています。新しい製品に載ることもあります。手持ちの機械の性能を上げたいという問いなら、部品の載せ替えは確かに手の一つです。ただしそれは使い道の話で、この語の意味ではありません。
関連用語
- CPU命令をひとつずつ主記憶から取り出して実行する装置です。
- マルチコアプロセッサ一つのプロセッサの中に、演算を担うコアをいくつも載せたものです。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問51
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マルチコアプロセッサに 関する 記述 (マルチコアプロセッサ)
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