ITパスポート 平成24年度 春期 特別措置試験 問82
ネットワーク
通信サービスを示す用語
光ファイバを使った家庭向けの通信サービスを示す用語はどれか。
- ア FTTH
- イ ISDN
- ウ TCP/IP
- エ Wi-Fi
答えと解説
✓ これが正解ア FTTH
解説
四つの文字が、家庭まで引く光の線を言い表しています。
家庭までの通信には、長いあいだ銅の電話線が使われてきました。ところが銅の線は、距離が延びるほど信号が弱ってしまいます。そこで、光を通す線を家まで引く形が広まりました。この形を指すのが FTTH で、この四文字を挙げた選択肢が正解です。名は、光の線を家庭まで、という意味の四語の頭文字です。光は距離で弱りにくく、遠くても速さがほとんど落ちません。上りと下りが同じ速さになるものが多いのも、この形の特徴です。電気ではなく光なので、雷や電気の乱れにも強くなります。家の中では、光を電気の信号に戻す装置を通して使います。銅の線を使う古い形はこれに置き換わっていき、線の材質が替わりました。シラバスも、通信サービスの特徴と伝送速度を学ぶよう求めます。残る三つは、いずれも光の線そのものを指す言葉ではありません。
ほかの選択肢の解説
- イ ISDN:ディジタルの電話回線を指す言葉を挙げた選択肢です。声もデータも同じ形で運べるようにした仕組みですが、通っているのはやはり銅の線です。光を家庭まで引くという意味は名のどこにもなく、銅の線のままです。
- ウ TCP/IP:通信の手順を定めた約束事の組を挙げた選択肢です。どう区切って送り、どう届けるかを決めるもので、線が銅か光かとはまったく別の層の話です。どちらの線の上でも同じように使われており、線の材質の話ではありません。
- エ Wi-Fi:線を使わずに電波でつなぐ仕組みを挙げた選択肢です。家の中で機器をつなぐのに広く使われていますが、外との間は別の線が受け持っています。光の線を引く話とは担っている区間が違い、担う相手がそもそも別です。
関連用語
- FTTH光ファイバを家の中まで引き込む形の通信サービスです。
- 光
ファイバ 光を通す細い線で、長く引いても速度が落ちにくく乱れにも強い通信の線です。 - TCP/IPHTTPなど用途ごとの約束事の下で、どの用途でも共通の土台になる通信の仕組みです。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問82
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
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