ITパスポート 平成24年度 秋期 特別措置試験 問99
セキュリティ
〔中問D・個人情報の取扱い〕〔テクノロジ〕〔会員登録をする Web ページの仕組み〕の⑤の暗号化による通信で利用する仕組みとして,適切なものはどれか。
〔中問D の記述(抜粋・再掲)〕⑤ ②及び③における顧客の PC と A 社の Web サーバとのデータのやり取りは,暗号化による通信を行う。
- ア HTML
- イ SMTP
- ウ SSL
- エ XML
答えと解説
✓ これが正解ウ SSL
解説
やり取りの途中を丸ごと包んで、読まれないようにします。
入力した情報は、手元のPCから相手のサーバまでネットワークを通っていきます。その途中で覗かれないよう、通り道そのものを包む仕組みが必要です。この仕組みが SSL で、その語を挙げた選択肢が正解です。後継の取り決めと合わせて呼ばれることも多くあります。包まれた通信では、鍵を持たない者に中身が読めないので、住所やパスワードを送る画面ではこの仕組みが欠かせません。タグを付けてページの組み立てを表す決まりは中身の書き方の話で、包む働きは持たず、そのままでは読み取られてしまいます。電子メールを送り出す取り決めも、包むための仕組みではありません。意味のタグを自分で決められる書き方も、中身の表し方の側です。つまり、中身の書き方と通り道の守りは別の層にあります。シラバスも、この仕組みを守りの用語として挙げています。
ほかの選択肢の解説
- ア HTML:タグでページを組み立てる決まりです。見出しや段落をタグで囲んで表し、画面に何をどう出すかを決める書き方であって、通り道を包んで守る働きは持ちません。そもそも守りの層に立たない仕組みです。
- イ SMTP:電子メールを送り出す取り決めです。手元から相手の受け箱までメールを運ぶ手順を定めたもので、中身を包んで隠す仕組みではありません。役目が別にあります。
- エ XML:意味のタグを自分で決められる書き方です。やり取りする情報の形を自由に表せるので、コンピュータどうしで受け渡すときに便利ですが、守りの働きは持っていません。これも中身の側の話です。
関連用語
- SSL通信路を暗号化し、通信相手を確かめるためのプロトコルです。
- 暗号化内容を鍵がなければ読めない形に変換すること。
- HTMLタグで囲んで見出しや段落といった組み立てを示す、閲覧するページを書く言葉です。
- SMTP電子メールを送り出すときに使う取り決め。
- XMLタグそのものを利用者が自分で定義できる、文書の構造を表す言語です。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問99
解説は当サイト独自のもので、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とは関係ありません。
関連問題
- 令和8年度 問68:
プロトコルの 組合せ (SMTP) - 令和4年度 問88:
CSVに 関する 問題 (XML) - 令和3年度 問68
(SSL) - 令和3年度 問63:
WPA2に 関する 記述 (SSL) - 平成28年度 春期 (特別措置試験) 問79
(XML)
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