第111回 午後 問23
公衆衛生看護活動展開論
熱中症に関する問題
令和4年(2022年)の業務上疾病発症状況等調査における熱中症発生状況を業種別に報告数の多い順でグラフに示す。建設業はどれか。
業種別の熱中症発生状況の棒グラフ(原典は図。縦軸は(人)・0〜200。各棒の記号と数値を書き写した):
- A 179
- B 145
- C 125
- D 98
- E 58
- 1A
- 2B
- 3C
- 4D
- 5E
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✓ これが正解1A
解説
令和4年の業種別の熱中症の報告数は、建設業が最も多い結果でした。
業務上疾病発症状況等調査は、業務上の疾病の発生状況を厚生労働省が集計したもので、熱中症についても業種別の発生状況が示されます。熱中症は高温多湿の環境で長く作業するほど起こりやすく、屋外で体を動かす作業が多い業種ほど報告が多くなる傾向があります。
設問のグラフでは報告数の多い順にAからEが並び、Aが179人で最も多くなっています。令和4年(2022年)の調査(設問が指定する年の値)では、建設業が業種別で最も報告数の多い業種でした。したがって建設業はAです。建設業は炎天下での作業や、重い装備を身につけた作業が多いことなどから、熱中症の予防対策が特に重視される業種です。
職場の熱中症は屋外作業の多い建設業が最多、と押さえておくと、グラフの問でも棒の順位から判断できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2B:Bは145人で2番目に多い業種です。建設業は令和4年の調査で熱中症の報告数が最も多い業種だったため、2番目の棒には当てはまりません。
- 3C:Cは125人で3番目の業種です。最も多い報告数を示した建設業は、グラフでいちばん高い棒にあたるため、Cではありません。
- 4D:Dは98人で4番目にあたる業種です。屋外作業が多く熱中症の報告が最多だった建設業を、中ほどより下の順位の棒と考えるのは誤りです。
- 5E:Eは58人で5つの中で最も少ない業種です。建設業は報告数が最も多い業種なので、最も少ない棒であるEとは正反対の位置になります。
出典:第111回 保健師国家試験 午後(厚生労働省)問23(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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