平成23年度 特別 午前Ⅱ 問25
ソフトウェア開発管理技術
CMMIの説明
CMMIを説明したものはどれか。
- アソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
- イソフトウェア開発のプロセスモデルの一種である。
- ウソフトウェアを中心としたシステム開発及び取引のための共通フレームのことである。
- エプロジェクトの成熟度に応じてソフトウェア開発の手順を定義したモデルである。
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✓ これが正解アソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
解説
CMMIは、組織とプロジェクトのプロセス成熟度を評価するモデルです。
CMMIは、ソフトウェアなどを開発する組織やプロジェクトのプロセスがどの程度整っているか、つまりプロセスの成熟度を評価し、改善の道筋を示すためのモデルです。見分ける軸は、開発の手順そのものを定めるものか、プロセスの成熟度を評価するものかです。CMMIは、どの順序で開発を進めるかを決めるプロセスモデルではなく、組織のプロセスがどの段階にあるかを測るものさしにあたります。取引のために作業項目や用語をそろえる共通フレームとも役割が違います。CMMIは手順書ではなく成熟度のものさし、と覚えましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イソフトウェア開発のプロセスモデルの一種で…:ソフトウェア開発のプロセスモデルは、開発をどの順序で進めるかを定めた型のことです。CMMIは開発の進め方を定めるものではなく、組織のプロセスがどこまで整っているかを評価するモデルなので、種類が違います。
- ウソフトウェアを中心としたシステム開発及び…:ソフトウェアを中心としたシステム開発と取引のための共通フレームは、関係者の間で作業の範囲や用語をそろえるための枠組みです。プロセスの成熟度を段階で評価するCMMIとは別のものです。
- エプロジェクトの成熟度に応じてソフトウェア…:プロジェクトの成熟度に応じて開発の手順を定義するという説明は、成熟度と手順の定義を結びつけた誤った組合せです。CMMIはプロセスの成熟度を評価するモデルで、開発の手順そのものを定めるものではありません。
この問題の用語
- 共通フレームシステムの企画から運用までの作業と役割を、共通の言葉で並べた指針です。発注する側と受ける側で認識がずれないようにするために使います。
- 組織目的を果たすために、人が役割を分けて集まったまとまりのことです。分け方には機能別、事業部制、マトリックスなどの形があります。
- プロジェクトある目的のために期間を決めて行う、一回限りの活動。決算処理のように同じ手順を繰り返す定常業務とは区別されます。
出典:平成23年度 特別 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問25
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問23:“死の谷”の説明(プロジェクト)
- 令和6年度 秋期 午前Ⅱ 問23:プロダクトラインに関する問題(組織)
- 平成27年度 春期 午前Ⅱ 問20:共通フレームに関する問題(共通フレーム)
- 平成26年度 春期 午前Ⅱ 問21:共通フレームに関する問題(共通フレーム)
- 平成24年度 春期 午前Ⅱ 問25:CMMIの目的(組織)
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