令和4年度下期第二種電気工事士筆記試験(午前)(電気技術者試験センター)問12
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
最高許容温度に関する問題
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絶縁物の最高許容温度が最も高いものは。
- イ600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)
- ロ600V 二種ビニル絶縁電線(HIV)
- ハ600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)
- ニ600V ビニル絶縁電線(IV)
答えと解説
✓ これが正解イ600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)
解説
最高許容温度は CV が90 ℃ で最も高いです。
電線の絶縁物は、熱に耐えられる上限の温度(最高許容温度)が材料ごとに決まっていて、この温度を超えて使うと絶縁物が傷みます。許容電流の大きさも、この温度が基になっています。
架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)の絶縁物は、熱に強い架橋ポリエチレンで、最高許容温度は90 ℃ です。二種ビニル絶縁電線(HIV)は75 ℃、ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)と600V ビニル絶縁電線(IV)は60 ℃ です。
材料で見ると、普通のビニルを使うVVRとIVが60 ℃、耐熱性を高めたビニルを使うHIVが75 ℃、ポリエチレンを架橋して熱に強くしたCVが90 ℃ という順になります。したがって最高許容温度が最も高いのはCVです。
覚え方は、CV は90、HIV は75、IV と VVR は60、です。
ほかの選択肢の解説
- ロ600V 二種ビニル絶縁電線(HIV):二種ビニル絶縁電線は、普通のビニルより耐熱性を高めた電線で、最高許容温度は75 ℃ です。90 ℃ のCVには及ばないので、最も高いものにはなりません。
- ハ600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR):ビニル絶縁ビニルシースケーブルの丸形は、絶縁物が普通のビニルで、最高許容温度は60 ℃ です。選択肢の中では低いほうで、最高ではありません。
- ニ600V ビニル絶縁電線(IV):600V ビニル絶縁電線は、絶縁物が普通のビニルで、最高許容温度は60 ℃ です。CVの90 ℃ やHIVの75 ℃ より低く、最も高いものではありません。
出典:令和4年度下期第二種電気工事士筆記試験(午前) 問12(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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