2019年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問12
電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
絶縁物に関する問題
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絶縁物の最高許容温度が最も高いものは。
- イ600V 二種ビニル絶縁電線(HIV)
- ロ600V ビニル絶縁電線(IV)
- ハ600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)
- ニ600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)
答えと解説
✓ これが正解ハ600V 架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)
解説
架橋ポリエチレンを絶縁体にしたCVが最も高温に耐えます。
電線やケーブルの絶縁物には、使い続けても傷まない最高の温度(最高許容温度)が材料ごとに決まっています。電流が流れると電線は熱を持つので、この温度が高い電線ほど、大きな電流を流せる余地があります。
架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)は、絶縁体の架橋ポリエチレンが熱に強く、最高許容温度は90℃です。二種ビニル絶縁電線(HIV)は、ビニルの耐熱性を高めた電線で75℃、普通のビニル絶縁電線(IV)とビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)は60℃です。
したがって、最も高いのはCVです。覚え方は、架橋ポリエチレンは90℃、耐熱ビニルは75℃、普通のビニルは60℃と、材料名で温度の段階を並べることです。
ほかの選択肢の解説
- イ600V 二種ビニル絶縁電線(HIV):二種ビニル絶縁電線(HIV)は、ビニルを耐熱用に改良した電線で、最高許容温度は75℃です。普通のビニルより高いものの、架橋ポリエチレンのCVの90℃には及びません。
- ロ600V ビニル絶縁電線(IV):600Vビニル絶縁電線(IV)は、一般的なビニルを絶縁体にした電線で、最高許容温度は60℃です。4つの中では低いほうで、CVの90℃とは大きな差があります。
- ニ600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR):ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)は、絶縁体もシースも普通のビニルで、最高許容温度は60℃です。ケーブルの形でも材料の耐熱性は変わらず、CVには及びません。
出典:2019年度下期第二種電気工事士筆記試験 問12(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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