平成23年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問37
配線図
引込口開閉器に関する問題
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⑦で示す引込口開閉器が省略できる場合の、住宅と車庫との間の電路の長さの最大値〔m〕は。
〔配線図の前書き〕図は、木造2階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- イ8
- ロ10
- ハ15
- ニ20
答えと解説
✓ これが正解ハ15
解説
住宅と車庫の間の電路が15 m 以下なら、引込口開閉器を省略できます。
⑦は、別棟の車庫に引き込む電路の先の、四角に B と書いた引込口開閉器です。引込口開閉器は、建物に電気を引き込む入口に置いて、その建物の電路をまとめて切る器具です。別棟でも、住宅の電路から電気を受けて電路が短ければ、車庫の側の引込口開閉器を省略できる決まりがあります。
省略できるのは、住宅と車庫の間の電路の長さが15 m 以下の場合で、このほか、電路を保護する遮断器についての条件も決められていますが、問われているのは、省略できる電路の長さの最大値です。
選択肢の8 m と10 m は15 m 以下なので省略できますが、最大値ではありません。20 m は15 m を超えるので、省略できません。
覚え方は、別棟への短い電路は15 m 以下なら、引込口開閉器を省略できます。
ほかの選択肢の解説
- イ8:8 m は15 m を下回るため省略は可能ですが、設問が尋ねるのは省略できる限界の長さです。限界を表す数字は8 m ではありません。
- ロ10:10 m も15 m 以下に収まっており、省略できる範囲に含まれます。しかし最大値を聞かれているため、10 m では答えになりません。
- ニ20:20 m の電路では、省略が認められる15 m を超えてしまいます。省略できる範囲の上限としては、この値は大きすぎます。
出典:平成23年度下期第二種電気工事士筆記試験 問37(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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