平成23年度下期第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問38
配線図
配線図に関する問題
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⑧で示す部分の工事方法として、適切なものは。
〔配線図の前書き〕図は、木造2階建住宅の配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- イ600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形を使用したケーブル工事
- ロ金属管工事
- ハ金属ダクト工事
- ニ金属線ぴ工事
答えと解説
✓ これが正解イ600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形を使用したケーブル工事
解説
木造の外壁の⑧は、VVR を使ったケーブル工事です。
⑧は、1階平面図の上の外壁の外で、引込点と電力量計(Wh の四角)を結ぶ点線の部分です。点線は露出配線を表し、木造住宅の外壁に沿って電線を施設する屋側の部分に当たります。
この問の決め手は、建物が木造であることです。電気設備の技術基準の解釈では、木造の造営物の屋側に施設する低圧の配線や電線路に、金属管工事・金属ダクト工事・金属線ぴ工事のような、金属製の管や箱を使う工事は認められていません。金属管工事が屋側で使えるのは、木造以外の造営物の場合です。
木造の屋側で使えるのは、合成樹脂管工事やケーブル工事などです。選択肢の中では、600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)を使ったケーブル工事が、木造の外壁に施設できる工事として適切です。
覚え方は、木造の外壁には金属の管・ダクト・線ぴを使わず、ケーブルで施設する、です。
ほかの選択肢の解説
- ロ金属管工事:木造の造営物の屋側では、金属管工事は施設できない扱いで、屋側に金属管工事が使えるのは木造以外の造営物です。⑧は木造住宅の外壁の部分なので当てはまりません。
- ハ金属ダクト工事:金属ダクト工事は、金属製の箱形のダクトに多くの電線を収める工事で、木造住宅の屋側には施設できません。外壁に沿う露出の⑧の部分の工事としては選べません。
- ニ金属線ぴ工事:金属線ぴ工事は、細い溝形の金属の中に電線を収める工事で、屋内の乾燥した場所向きです。木造住宅の外壁に施設する⑧の部分には使えない工事です。
出典:平成23年度下期第二種電気工事士筆記試験 問38(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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