平成22年度第二種電気工事士筆記試験(電気技術者試験センター)問39
配線図
配線図に関する問題
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⑨で示す図記号の名称は。
〔配線図の前書き〕図は、鉄筋コンクリート造の集合住宅共用部の部分的配線図である。この図に関する次の各問いには4通りの答え(イ、ロ、ハ、ニ)が書いてある。それぞれの問いに対して、答えを1つ選びなさい。
【注意】
- 1.屋内配線の工事は、動力回路及び特記のある場合を除き600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 2.屋内配線等の電線の本数、電線の太さ、その他、問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 3.配電盤、分電盤及び制御盤の外箱は金属製である。
- 4.選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は、「一般形(JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号)」を使用している。
- イ電磁開閉器用押しボタン
- ロフロートスイッチ
- ハ圧力スイッチ
- ニフロートレススイッチ電極
答えと解説
✓ これが正解ロフロートスイッチ
解説
円に黒丸と傍記 F の記号はフロートスイッチです。
⑨が指しているのは、円の中に黒丸があり、傍記 F が付いた記号で、地下1階のポンプ室の、汚水ポンプ(c)の近くにあります。この円に黒丸の形は、水位や圧力などを検出する器具の記号で、種類は傍記で見分けます。F はフロートスイッチを表し、水槽の水位に合わせて浮きが上下し、その動きで接点を切り替える器具です。
図では、同じ形の記号が、P(圧力スイッチ)や LF3(フロートレススイッチ電極)にも付いていて、傍記だけが異なります。⑨の傍記は F なので、フロートスイッチです。
肢を中身で比べます。電磁開閉器用押しボタンは手で押して電磁開閉器を動かす操作用のボタン、圧力スイッチは圧力の変化で動くスイッチ、フロートレススイッチ電極は浮きを使わず水に差し込んだ電極で水位を検出する器具で、傍記がそれぞれ別になります。覚え方は、円に黒丸と傍記 F はフロート、P は圧力、LF は電極、です。
ほかの選択肢の解説
- イ電磁開閉器用押しボタン:電磁開閉器用押しボタンは、手で押して電磁開閉器を入り切りする操作用の器具で、傍記も F ではありません。⑨は水位で動くセンサ側の記号なので、違います。
- ハ圧力スイッチ:圧力スイッチは、配管やタンクの圧力の変化で接点が動くスイッチで、傍記 P を付けて表します。⑨の傍記は F なので、圧力ではなく水位を検出する別の器具です。
- ニフロートレススイッチ電極:フロートレススイッチ電極は、浮きを使わず、水に触れる電極の棒で水位を検知する器具で、傍記 LF を付けて表します。⑨は F なので、この器具ではありません。
出典:平成22年度第二種電気工事士筆記試験 問39(電気技術者試験センター)。1問ずつ解ける形に加工しています(図・写真を問題冊子から切り出して画像で掲載・配線図の前書きを各問に複写・分数を1行に書き直し)。解説は当サイト独自のもので、電気技術者試験センターとは関係ありません。
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