令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問11
プロジェクトマネジメント
チケットに関する問題
プロジェクトマネジメントの進捗管理や課題管理にだけでなく,サービスマネジメントのインシデント管理やサービス要求管理にも利用できる,次の特徴をもつOSSはどれか。
〔特徴〕
・実施すべきタスクをチケットとして扱い,起票,調査,解決,クローズなどの状態を用いて,タスクの進捗が管理できる。
・チケットを利用したワークフローが実現できる。
- アJenkins
- イRedmine
- ウSelenium
- エZabbix
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✓ これが正解イRedmine
解説
チケットで状態を管理しワークフローを組めるOSSはRedmineです。
開発や運用の現場で使われるOSSには、それぞれ得意な役割があります。見分ける軸は、そのツールが何を管理するためのものかです。Redmineは、作業や課題をチケットとして起票し、担当者や状態を移しながら完了まで追跡するプロジェクト管理のツールです。チケットの状態を起票、調査、解決、クローズのように定めて流れを組めるので、進捗管理や課題管理だけでなく、インシデント管理やサービス要求管理のように受付から完了までを追う業務にも使えます。他の三つは、ビルドとテストの自動実行、ブラウザ操作の自動化、システムの監視という、別の役割を担うツールです。チケットという語が出たら、課題を追跡する管理ツールを思い浮かべると選べます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アJenkins:Jenkinsは、ソースコードの変更を受けてビルドやテストを自動で実行する、継続的インテグレーションのためのツールとして知られています。チケットで状態を管理するワークフローを主な役割とするものではありません。
- ウSelenium:Seleniumは、Webブラウザの操作を自動化して、画面のテストなどを繰り返し実行するためのツールです。タスクを起票してクローズまで追跡するチケット管理の機能を軸にしたものではありません。
- エZabbix:Zabbixは、サーバやネットワーク機器の稼働状況を集めて監視し、異常を通知するためのツールです。障害の検知には役立ちますが、チケットでタスクの状態を管理するワークフローの仕組みとは役割が違います。
この問題の用語
- プロジェクトマネジメント期限のある一回限りの活動を目的どおりに終わらせるための管理。作業を分けて洗い出し、日程や費用や人の計画を立てて進めます。
- サービスマネジメントITサービスを計画し、提供し、良くしていく一連の管理活動です。計画外の中断や品質の低下は、インシデントとして扱います。
- インシデント管理起きた出来事を受け付け、記録し、元どおりに戻すまでを決まった流れで進めること。原因の追究は別の活動として分けます。
出典:令和7年度 秋期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問11
同じ用語が出る問題
- 平成31年度 春期 午前Ⅱ 問11:事業関係管理に関する問題(サービスマネジメント)
- 平成28年度 春期 午前Ⅱ 問12:構成ベースラインに関する問題(サービスマネジメント)
- 平成27年度 春期 午前Ⅱ 問13:インシデント管理に関する問題(インシデント管理)
- 平成26年度 春期 午前Ⅱ 問22:問題管理プロセスの活動(インシデント管理)
- 平成24年度 春期 午前Ⅱ 問12:インシデント管理に関する問題(インシデント管理)
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