令和3年度 秋期 午前 問12
システム構成要素
スケールインの説明
システムが使用する物理サーバの処理能力を,負荷状況に応じて調整する方法としてのスケールインの説明はどれか。
- アシステムを構成する物理サーバの台数を増やすことによって,システムとしての処理能力を向上する。
- イシステムを構成する物理サーバの台数を減らすことによって,システムとしてのリソースを最適化し,無駄なコストを削減する。
- ウ高い処理能力の CPU への交換やメモリの追加などによって,システムとしての処理能力を向上する。
- エ低い処理能力の CPU への交換やメモリの削減などによって,システムとしてのリソースを最適化し,無駄なコストを削減する。
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✓ これが正解イシステムを構成する物理サーバの台数を減らすことによって,システムとしてのリソースを最適化し,無駄なコストを削減する。
解説
サーバの台数を減らして無駄な資源を絞る形です。
設問は、物理サーバの処理能力を負荷に応じて調整する四通りのやり方の中から、スケールインに当たる説明を選ばせています。ですから見分けの軸は、調整の対象がサーバの台数か、それとも一台あたりの性能か、そして向きが増やす側か減らす側か、その二つの組合せでこの語が指すところと一致しているかどうか、という一点だけです。この語は台数を減らす側の調整で、負荷が下がった状況で余った資源を返し、無駄な費用を絞ることを目指します。台数の増減と一台あたりの性能の増減の二軸で四通りが並ぶ組合せのうち、この一つだけがこの語に当てはまります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アシステムを構成する物理サーバの台数を増や…:物理サーバの台数を増やして処理能力を上げる説明です。負荷が高まった状況で列を横に伸ばして分担する方向で、外へ広げる別の語(スケールアウト)に当たり、内へ絞る側の調整と向きが逆になっています。
- ウ高い処理能力の CPU への交換やメモリ…:一台の中央演算装置や主記憶をより高性能なものへ入れ替えて処理能力を上げる説明です。台数は動かさず一台を強くする方向で、上へ伸ばす別の語(スケールアップ)に当たり、対象が台数ではなく性能である点も違います。
- エ低い処理能力の CPU への交換やメモリ…:一台の中央演算装置や主記憶をより低性能なものへ入れ替えて資源を絞る説明です。無駄な費用を減らす向きは合いますが、動かすのが台数ではなく一台の性能で、下へ落とす別の語(スケールダウン)に当たります。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12
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