令和2年度 10月 午前 問9
コンピュータ構成要素
メモリインタリーブの説明
メモリインタリーブの説明はどれか。
- アCPU と磁気ディスク装置との間に半導体メモリによるデータバッファを設けて,磁気ディスクアクセスの高速化を図る。
- イ主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーすることによって,CPU と主記憶とのアクセス速度のギャップを埋め,メモリアクセスの高速化を図る。
- ウ主記憶へのアクセスを高速化するために,アクセス要求,データの読み込み及び後処理が終わってから,次のメモリアクセスの処理に移る。
- エ主記憶を複数の独立したグループに分けて,各グループに交互にアクセスすることによって,主記憶へのアクセスの高速化を図る。
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✓ これが正解エ主記憶を複数の独立したグループに分けて,各グループに交互にアクセスすることによって,主記憶へのアクセスの高速化を図る。
解説
主記憶を複数の独立バンクに分け、交互にアクセスします。
メモリインタリーブは、主記憶を複数の独立したかたまりに分けておき、順番を回しながらそれぞれに要求を送ることで、一つのかたまりが処理を終える前に次のかたまりへ次の要求を出せるようにする工夫です。ですからこの語の説明を選ぶときは、記憶を分けて交互に使っているかという一点で見分けます。分割していないと待ち時間の隙間を埋められず、順に叩き分ける手順がなければ効いた並列にはなりません。似た目的の別の工夫として、速い場所に写しを置いて次に備えるバッファやキャッシュ、段に分けて処理を重ねるパイプラインがあります。設問の記述の中には、一つの要求が完全に終わってから次に移ると書かれたものもあり、これは並列ではなく直列の動きなので、実効速度を上げる方向ではなくむしろ下がる方向の話になります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アCPU と磁気ディスク装置との間に半導体…:CPU と磁気ディスクの間に半導体メモリのデータバッファを設けると書かれています。これは磁気ディスクへの遅い読み書きを速い場所で受ける仕組みで、主記憶そのものを分けて交互に叩く工夫とは対象が違います。
- イ主記憶のデータの一部をキャッシュメモリに…:主記憶のデータの一部を高速なキャッシュメモリにコピーすると書かれています。これは CPU と主記憶の速度差を埋めるキャッシュメモリの働きで、主記憶を独立のかたまりに分けて交互に叩くという分割並列の考え方ではありません。
- ウ主記憶へのアクセスを高速化するために,ア…:アクセス要求、データの読み込み、後処理が終わってから次のメモリアクセスに移ると書かれています。これは一つ一つを順に直列で処理する動きで、複数のかたまりへ交互に要求を出して待ちを隠す仕組みとは反対の方向です。
この問題の用語
- 磁気ディスクデータを磁気で記録する装置で、ハードディスクなどが当たります。複数台を組み合わせ、故障しても復旧できるようにする使い方があります。
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問9
同じ用語が出る問題
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