平成21年度 春期 午前 問11
コンピュータ構成要素
メモリインタリーブの説明
メモリインタリーブの説明はどれか。
- アCPU と磁気ディスク装置との間に半導体メモリによるデータバッファを設けて,磁気ディスクアクセスの高速化を図る。
- イ主記憶のデータの一部をキャッシュメモリにコピーすることによって,CPU と主記憶とのアクセス速度のギャップを埋め,メモリアクセスの高速化を図る。
- ウ主記憶へのアクセスを高速化するため,アクセス要求,データの読み書き及び後処理が終わってから,次のメモリアクセスの処理に移る。
- エ主記憶を複数の独立したグループに分けて,各グループに交互にアクセスすることによって,主記憶へのアクセスの高速化を図る。
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✓ これが正解エ主記憶を複数の独立したグループに分けて,各グループに交互にアクセスすることによって,主記憶へのアクセスの高速化を図る。
解説
主記憶を複数の区画に分けて並行にアクセスします。
メモリインタリーブは、主記憶を複数の独立したバンクに区切っておいて、連続する番地を異なるバンクに振り分ける仕組みです。連続する読み出しや書き込みが並んで発生したとき、それぞれのバンクに要求が分かれて届くようにすれば、あるバンクが応答を返している間に別のバンクへ次の要求を送り出せます。1 つのバンクだけで見れば 1 回のアクセスに要する時間は変わりませんが、複数のバンクに順番にアクセスを重ねることで、単位時間あたりに終わるアクセスの数を増やせる、というのがねらいです。同じく速度の向上をねらう工夫でも、階層ごとの速度差を埋めるものや、装置間の速度差を埋めるものとは、着眼が違います。要点は、主記憶そのものを並行に動かせる区画へ分ける、という点にあります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アCPU と磁気ディスク装置との間に半導体…:CPU と磁気ディスクの間に半導体のデータバッファを設けると述べています。磁気ディスクのアクセスを速くする工夫で、主記憶の内部を並行に動作させる仕組みではありません。
- イ主記憶のデータの一部をキャッシュメモリに…:主記憶の一部をキャッシュメモリに写して速度差を埋めると述べています。CPU と主記憶の階層をまたぐ工夫で、主記憶そのものを区画に分けて並行に動かす話とは別物です。
- ウ主記憶へのアクセスを高速化するため,アク…:アクセス要求、読み書き、後処理が終わってから次のアクセスに移ると述べています。順番に 1 件ずつ待って処理する動きで、複数のバンクを並行に動かす仕組みとは逆向きの説明です。
この問題の用語
- 磁気ディスクデータを磁気で記録する装置で、ハードディスクなどが当たります。複数台を組み合わせ、故障しても復旧できるようにする使い方があります。
- キャッシュ一度取り寄せた内容を手元に置いて、次から早く使えるようにする仕組み。CPUとメモリの間や、ブラウザ、DNSなど、さまざまな場所で使われます。
出典:平成21年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問11
同じ用語が出る問題
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