令和2年度 10月 午前 問10
コンピュータ構成要素
1ビットの誤り訂正機能をもつもの
メモリの誤り検出及び訂正を行う方式のうち,2 ビットの誤り検出機能と,1 ビットの誤り訂正機能をもつものはどれか。
- ア奇数パリティ
- イ水平パリティ
- ウチェックサム
- エハミング符号
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✓ これが正解エハミング符号
解説
ハミング符号は 1 ビット訂正と 2 ビット検出を同時に行えます。
誤り検出と訂正の仕組みを選ぶときは、検出だけができる仕組みと、位置まで特定して直せる仕組みとを区別して見ます。設問が求めているのは、2 ビットの誤りを検出でき、しかも 1 ビットの誤りは位置を特定して訂正できるという二つの働きを同時に備えたものです。ですから、単に検出するだけの仕組みや、データの総和で誤りの有無を見るだけの仕組みでは条件を満たしません。この二つの働きを標準的に備えているのがハミング符号で、Single Error Correction / Double Error Detection の略称の SEC-DED として知られています。パリティは 1 ビットの検出しかできず、訂正の情報を持ちません。チェックサムは総和で伝送・記録の誤りを検出する仕組みで、訂正の情報は含みません。したがって条件を同時に満たすのはハミング符号だけです。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア奇数パリティ:選択肢に奇数パリティが挙げられています。パリティは 1 ビットの誤りを検出する仕組みで、どのビットが誤ったかまでは特定できず、訂正の働きを持ちません。ですから 1 ビット訂正と 2 ビット検出の両立という条件を満たしません。
- イ水平パリティ:選択肢に水平パリティが挙げられています。行方向のパリティで 1 ビットの誤りを検出できますが、これ単独では位置の特定と訂正は行えません。縦横に組み合わせれば訂正まで届きますが、単独の方式としては条件を満たしません。
- ウチェックサム:選択肢にチェックサムが挙げられています。データの総和や合計を取り、送受で一致するかを見て伝送・記録の誤りを検出する仕組みです。誤りの位置を求める情報を持たないので、訂正の働きは備わっていません。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問10
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