平成28年度 春期 午前 問75
企業活動
PM理論に関する問題
リーダに求められる機能として,PM 理論がある。P 機能(Performance function)が大きく,M 機能(Maintenance function)が小さいリーダのタイプはどれか。
- ア業務遂行能力が不足し,メンバの気持ちにも疎いので,目標達成ができない。
- イメンバの気持ちは大事にしているが,一向に目標達成に導けない。
- ウメンバの参加を促し,目標達成に導くので,決定事項に対するメンバの納得度が高い。
- エ目標達成を急ぐ余り,一部のメンバの意見を中心にまとめてしまうので,他のメンバから抵抗を受けることが多い。
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✓ これが正解エ目標達成を急ぐ余り,一部のメンバの意見を中心にまとめてしまうので,他のメンバから抵抗を受けることが多い。
解説
成果は出すが、人の扱いが弱い型のことです。
PM 理論は、リーダに求められるはたらきを二つに分けて考えます。P 機能は目標を達成させるはたらき、つまり成果の側です。M 機能は集団をまとめて保つはたらき、つまり人の側です。設問が指定しているのは、成果の側が大きく、人の側が小さいリーダです。四つの文はいずれも、この二つのはたらきについて何かを述べています。ですから読むときは、一つの文を前半と後半に割り、それぞれが成果と人のどちらの話をしているのか、そしてそれが強いのか弱いのかを見ます。目標の達成を急ぐという記述は成果の側が大きいことの表れであり、周りから抵抗を受けるという記述は人の側を保てていないことの表れです。この二つが同じ文の中に揃っていれば、設問の指定と一致します。長い文ほど前半と後半で別のことを言っているので、片方だけを読んで決めないことが大切です。二つのはたらきの大小を大文字と小文字で書き分けると、四つの型が一目で並びます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア業務遂行能力が不足し,メンバの気持ちにも…:業務を遂行する力が足りず、周りの気持ちにも疎いため目標を達成できない、という内容です。二つのはたらきがどちらも小さい型に当たり、成果の側が大きいという指定と合いません。
- イメンバの気持ちは大事にしているが,一向に…:周りの気持ちは大事にしているが、いっこうに目標の達成へ導けない、という内容です。人の側が大きく成果の側が小さい型で、設問の指定とちょうど裏返しになっています。
- ウメンバの参加を促し,目標達成に導くので,…:参加を促しながら目標の達成へ導き、決まったことへの納得も得られている、という内容です。二つのはたらきがどちらも大きい型で、人の側が小さいという指定に当てはまりません。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問75
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