平成26年度 春期 午前 問34
ネットワーク
ネットワーク管理プロトコル
TCP/IP の環境で使用されるプロトコルのうち,構成機器や障害時の情報収集を行うために使用されるネットワーク管理プロトコルはどれか。
- アNNTP
- イNTP
- ウSMTP
- エSNMP
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✓ これが正解エSNMP
解説
ネットワーク管理が、そのまま SNMP の名前にあります。
設問は、機器の構成や障害の情報を集めるためのネットワーク管理の規約を選ばせています。四つの略語はどれも短く見た目が近いので、日本語のまま眺めていると区別が付きません。略語をもとの英語に戻してから記述を見るのが確実です。求められているネットワーク管理は英語では Network Management ですから、その二語を頭文字に持つものを探せば足ります。SNMP は Simple Network Management Protocol の略で、設問の言葉がそのまま名前になっています。仕組みも押さえておきましょう。管理される機器の側が稼働の状況を MIB という表の形で持ち、管理する側がそれを読みに行きます。障害が起きたときには、機器の側から自発的に知らせる経路も用意されています。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ウSMTP:電子メールを送るための規約で、もとの英語では Simple Mail Transfer Protocol です。中央の二文字が違うだけなので、日本語のまま見比べると最も紛れやすい相手になります。
- アNNTP:ネットニュースを配送するための規約で、二文字目は News に当たります。頭文字に N が二つ並ぶ点は似ていますが、管理を表す語がどこにも入っていません。
- イNTP:機器の時刻を合わせるための規約です。記録の時刻をそろえる用途なので運用の場面では隣り合いますが、機器から構成や障害の情報を集める役目は担いません。
この問題の用語
- TCP相手に届いたかを確かめながら送る、信頼性を重んじた通信の約束事です。ポート番号でアプリを見分け、届かない分は送り直します。
- プロトコル通信するときの、決まりごとや手順のまとまりのことをいいます。送る側と受ける側が同じものに従うことで、やり取りが成り立ちます。
- NTPネットワーク越しに機器の時計を正しい時刻へ合わせる決まりです。基準の時計から階層的に時刻を配り、機器どうしの時刻をそろえます。
- SMTP電子メールを送り出すときに使う取り決め。受け取る側の取り決めとは別なので、送信と受信で設定が分かれます。
出典:平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問34
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前 問43:ポートスキャンに関する問題(TCP)
- 令和7年度 春期 午前 問33:ウェルノウンポートに関する問題(SMTP)
- 令和6年度 秋期 午前 問38:IPアドレス空間に関する問題(SMTP)
- 令和4年度 春期 午前 問33:UDPを使用しているもの(NTP)
- 令和2年度 10月 午前 問34:プライベートIPアドレスの問題(NTP)
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