平成25年度 春期 午前 問57
サービスマネジメント
このシステムのTCO
新システムの開発を計画している。このシステムの TCO は何千円か。ここで,このシステムは開発された後,3 年間使用されるものとする。
〔費用の表〕
単位 千円
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| ハードウェア導入費用 | 40,000 |
| システム開発費用 | 50,000 |
| 導入教育費用 | 5,000 |
| ネットワーク通信費用/年 | 1,500 |
| システム保守費用/年 | 7,000 |
| システム運営費用/年 | 5,000 |
- ア40,500
- イ90,000
- ウ95,000
- エ135,500
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✓ これが正解エ135,500
解説
一度きりの九万五千と三年分の四万五百を足します。
TCO は、買ったときだけでなく、持ち続ける間にかかる分まで足し合わせた総額です。この設問で試されているのは表の読み方で、計算そのものは足し算と掛け算だけです。項目の末尾に年あたりと付いていないものは一度きり、付いているものは毎年かかりますから、後者は使用する三年分に伸ばします。一度きりのほうは、ハードウェアの導入に四万、システムの開発に五万、導入の教育に五千で、合わせて九万五千です。毎年かかるほうは、ネットワークの通信に千五百、保守に七千、運営に五千で、一年あたり一万三千五百になります。これを三倍すると四万五百です。二つを合わせた十三万五千五百が求める額で、単位は千円です。導入の教育は、教育という言葉の響きから毎年の側に見えますが、表に年あたりと書かれていませんので一度きりに入れます。初めにかかるイニシャルコストと、使い続ける間のランニングコストを、何年使うかを決めたうえで足して初めて、他の案と比べられるようになります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア40,500:年ごとにかかる分だけを三年に伸ばした額で止めた形です。機器や開発に投じた一度きりの支出がまるごと抜けており、総額とは呼べません。
- イ90,000:四万と五万だけを合わせた額です。同じく一度きりの側にある教育の五千を落としており、そのうえ年ごとにかかる分も加えていません。
- ウ95,000:最初に投じる分だけを合計した額で、使い続ける間の負担を数えていません。三年間使うという条件を読み落とすと、この値で手が止まります。
この問題の用語
- 保守動いているシステムを使い続けられるように、点検や修正、更新を続ける作業です。障害の修正だけでなく、環境の変化に合わせた手直しも含みます。
出典:平成25年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57
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