平成26年度 春期 午前 問57
サービスマネジメント
電源の瞬断時に電力を供給したり,停電時にシステムを終了させるのに必要な時間の電力を供給したりすることを目的とした装置はどれか。
- アAVR
- イCVCF
- ウUPS
- エ自家発電装置
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✓ これが正解ウUPS
解説
切れた瞬間に出せて、短時間もてば足ります。
設問は、電源の瞬断時に電力を供給したり、停電時にシステムを終了させるのに必要な時間の電力を供給したりすることを目的とした装置を選ばせています。条件が二つ書かれている点に目を留めてください。一つは瞬断にも間に合うこと、もう一つは、終了させるのに必要な時間だけもてばよいことです。すぐ出せて、しかも短時間でよい。この組合せに当たるのは一つだけです。適切な肢は UPS です。蓄電池を内蔵して常に充電しているので、電源が切れたその瞬間に切り替わり、システムは落ちません。もつのは数分から数十分ほどですが、設問が求めているのは動かし続けることではなく、壊さずに終わらせることですから、それで足ります。実務では、これでつないでいる間に長時間に強い装置が立ち上がる、という二段構えにします。残る三つのうち二つは、電気が来ている間にその質を整えるもので、切れてしまえば出せる電力を持ちません。もう一つは長時間に強い代わりに、立ち上がるまでに時間が掛かるので瞬断には間に合いません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アAVR:AVR は入ってくる電圧の変動を一定に整える装置です。電気が来ていることが前提ですから、停電してしまえば、供給できる電力をそもそも持っていません。
- イCVCF:CVCF は電圧に加えて周波数まで一定に保つ装置で、こちらも整える側です。組み合わせて使われることが多いので紛れますが、電気を蓄えてはいません。
- エ自家発電装置:自家発電装置は燃料で発電するので長時間に強いのですが、起動して出力が安定するまでに時間が掛かります。瞬断には間に合わないので、条件の一方を満たしません。
この問題の用語
- UPS停電や電源の瞬断のときも給電を続けて、機器を守る装置です。止まるまでの間に、データを保存して機器を安全に停止させられます。
出典:平成26年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57
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