平成22年度 秋期 午前 問67
経営戦略
経営戦略に用いられるSWOT分析
経営戦略に用いられる SWOT 分析はどれか。
- ア競争環境における機会・脅威と事業の強み・弱みを分析する。
- イ競争に影響する要因と,他社の動き,自社の動きを分析する。
- ウ市場に対するマーケティングツールの最適な組合せを分析する。
- エ市場の成長性と占有率の観点から各事業の位置付けを分析する。
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✓ これが正解ア競争環境における機会・脅威と事業の強み・弱みを分析する。
解説
強み弱み機会脅威の四つで環境を見る手法です。
四つはどれも実在する分析の手法の説明ですから、中身の良し悪しでは切れません。判定の軸は、設問が挙げた略語の四文字をほどくという一点です。SWOT 分析は、強み、弱み、機会、脅威という四つの言葉の頭文字を並べた呼び名ですから、この四つがそのまま出そろっている記述が正解になります。読み比べる前に決まる形です。四つは二つの軸で整理できます。一つは自分の側を見るか外を見るかという軸で、強みと弱みは自社の中、機会と脅威は外の競争環境にあたります。もう一つは追い風か向かい風かという軸です。並べただけでは経営戦略になりませんから、強みで機会をつかむ、強みで脅威に備える、弱みを補って機会に乗る、弱みと脅威が重なる領域からは退く、というように掛け合わせて打ち手に落とします。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イ競争に影響する要因と,他社の動き,自社の…:市場と競合と自社という三つの立場を並べて、競争に効く要因を見ていく枠組みの説明です。設問の四文字が求める、内と外の二軸で追い風と向かい風を仕分けるという構成とは別のものです。
- ウ市場に対するマーケティングツールの最適な…:売り方の道具立てを、何を、いくらで、どこで、どう知らせるかという組合せで考える手法の説明です。売る手立てを設計する話であって、置かれた環境を見渡すための枠組みではありません。
- エ市場の成長性と占有率の観点から各事業の位…:市場の伸びと自社の取り分という二つの軸で、事業ごとにどこへ資源を振り向けるかを決める手法の説明です。自社の事業を並べて位置付ける手法で、内部の強み・弱みと外部の機会・脅威という環境要因を仕分ける枠組みではありません。
この問題の用語
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- 脅威情報資産に害を及ぼしうる出来事や行為のもと。弱点である脆弱性と結び付いたときに、実際の被害につながります。
出典:平成22年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問67
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問37:サイドチャネル攻撃に該当するもの(脅威)
- 令和6年度 秋期 午前 問68:アンゾフの成長マトリクスの説明(脅威)
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