平成21年度 秋期 午前 問46
開発技術
変数の間で論理的に成立すべき条件が満たされているか否かを検査するコードをプログラムの適切な箇所に挿入し,実行時に検査結果が確認できる支援ツールはどれか。
- アアサーションチェッカ
- イコードオーディタ
- ウテストカバレージモニタ
- エトレーサ
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✓ これが正解アアサーションチェッカ
解説
満たすべき条件を差し込んで、走らせながら確かめます。
実行中に、この時点でこの条件は満たされているはずだ、という仮定が変数の値についてあります。その仮定をあらかじめコードに埋め込み、そこを通ったときに条件が真か偽かを検査する、という手立てがあります。真ならそのまま流れ、偽なら異常として印を残します。これを担う支援の道具がアサーションチェッカで、動かしながらの検査にあたります。似た用途で並ぶ道具には、ソースを読むだけで規約違反や欠陥候補を挙げるもの、どこを通ったかを網羅率(カバレージ)として測るもの、どの手続きを通ってどう遷移したかの記録を残すもの、などがあります。設問はどの道具が、条件式の埋め込みで挙動を確かめる働きをするか、を問うています。四つの記述を、動かして条件を確かめるか、他の測り方をするか、で分けて選び取ります。要点は、条件の真偽をその場で確かめる、という働きにあります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イコードオーディタ:書かれたコードを読み解いて、規約に沿っているかや、欠陥の兆しがないかを指摘する道具を挙げています。動かさずに読むだけの検査で、実行中に条件の真偽を確かめる働きとは別の道具です。
- ウテストカバレージモニタ:テストがコードのどれだけを通ったかを、網羅率(カバレージ)として測る道具を挙げています。通り道の広さを見る話で、条件が満たされているか否かをその場で確かめる働きとは違います。
- エトレーサ:動作の過程で、どの手続きを、どの順に通り、変数の値がどう変わったか、を記録する道具を挙げています。記録を残す道具で、条件の真偽を判定して知らせる働きとは別です。
この問題の用語
- テスト決めたとおりに動くかを、実際に動かして確かめる作業のこと。何を確かめるかによって移行テスト、システムテストなどと呼び分けます。
出典:平成21年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問46
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