平成22年度 春期 午前 問21
ソフトウェア
プログラミングツールの機能の説明のうち,適切なものはどれか。
- アインスペクタは,プログラム実行時にデータの内容を表示する。
- イシミュレータは,プログラム内又はプログラム間の実行経路を表示する。
- ウトレーサは,プログラム単位の機能説明やデータ定義の探索を容易にする。
- エブラウザは,文字の挿入,削除,置換などの機能によってプログラムのソースコードを編集する。
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✓ これが正解アインスペクタは,プログラム実行時にデータの内容を表示する。
解説
実行中のデータの中身を見せるのがインスペクタです。
プログラミングの道具は、名前ごとに見せるものが決まっています。この設問は四つの道具について、名前と説明が正しく結び付いている一つを選ぶものです。正解はインスペクタの説明で、プログラムを動かしている最中に、変数やオブジェクトが持っている値をそのまま画面へ出す道具です。動かしながら中身を覗けるので、思っていた値と食い違う場所を見つけるときに使います。残りの三つは、いずれも別の道具が受け持つ仕事が、その道具の名前のほうへ貼り付けられています。ですからこの種の問いでは、まず道具ごとに何を見せるのかという対応表を先に作り、説明の後半から逆に引いて名前と突き合わせると迷いません。入れ替えは必ず後半に仕込まれるので、前半の名前だけを見て流さないことが肝心です。なお、ここに出てくるブラウザは、日常語として使う Web ブラウザのことではありません。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- イシミュレータは,プログラム内又はプログラ…:シミュレータは、実機や別の環境のふるまいを模擬するための道具です。実行がどこを通ったかを記録して見せるのはトレーサの役目なので、説明の後半が別の道具のものになっています。
- ウトレーサは,プログラム単位の機能説明やデ…:プログラム単位の機能説明やデータ定義をたどりやすくするのは、構造を探索する側の道具の働きです。トレーサが担うのは実行経路の記録なので、説明が一つ後ろへずれています。
- エブラウザは,文字の挿入,削除,置換などの…:文字の挿入や削除や置換でソースコードを直すのはエディタの仕事です。ここで問われている道具は、プログラムの構造をたどって目的の定義へ行き着くためのもので、編集そのものは担いません。
この問題の用語
- ソースコード人が読み書きできる形で書かれた、プログラムそのものです。コンパイラなどで、コンピュータが実行できる形に変換して使います。
出典:平成22年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問21
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 春期 午前 問40:SBOMに関する問題(ソースコード)
- 令和7年度 春期 午前 問16:GPLに関する問題(ソースコード)
- 令和6年度 春期 午前 問50(ソースコード)
- 令和5年度 秋期 午前 問48(ソースコード)
- 令和5年度 秋期 午前 問47(ソースコード)
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