令和8年度 北海道 午後 問2
人体の働きと医薬品
脾臓に関する問題
循環器系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 肺でのガス交換が行われた血液は、心臓の左側部分(左心房、左心室)に入り、そこから全身に送り出される。
b 心臓から拍出された血液を送る静脈は弾力性があり、圧力がかかっても耐えられるようになっている。
c 脾臓の働きは、脾臓内を流れる血液から古くなった赤血球を濾し取って処理することである。
d リンパ液は、血漿とほとんど同じ成分からなるが、タンパク質が多く、リンパ球を含む。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 誤 正 正
- 2誤 正 正 誤
- 3誤 正 誤 正
- 4正 正 誤 正
- 5正 誤 正 誤
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✓ これが正解5正 誤 正 誤
解説
a・cが正、bは動脈の説明、dはタンパク質が少ないので誤り
手引き第2章の循環器系(心臓・血管・脾臓・リンパ系)の範囲で判断します。
aは正しい記述です。肺でガス交換を終えた血液は心臓の左側(左心房・左心室)に入り、左心室から全身へ送り出されます。bは誤りです。心臓から押し出された血液を運ぶのは動脈で、強い圧力に耐えられるよう弾力性のある壁をもっています。静脈は心臓へ戻る血液を運ぶ血管で、血管壁は動脈より薄く、四肢を通る静脈には血液の逆流を防ぐ静脈弁が発達しています。cは正しく、脾臓の主な働きは、流れてくる血液から古くなった赤血球を濾し取って処理することです。dは誤りです。リンパ液は血漿とほとんど同じ成分ですが、タンパク質は血漿より少なく、リンパ球を含みます。多いとしている点が違います。
したがって、a正・b誤・c正・d誤の組み合わせが正解です。心臓から出ていく側が動脈、戻ってくる側が静脈と血液の流れの向きで区別し、リンパ液はタンパク質が少ないと押さえておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 誤 正 正:dを正としていますが、リンパ液に含まれるタンパク質は血漿より少ないため、誤りです。ほかの記述の正誤は正解と一致しています。
- 2誤 正 正 誤:aを誤としていますが、肺から戻った血液は左心房・左心室を経て全身へ出ていくので、正しい記述です。bを正としていますが、拍出された血液を運び、圧力に耐える弾力をもつのは動脈なので、誤りです。
- 3誤 正 誤 正:aを誤としていますが、肺から戻った血液は左心房・左心室を経て全身へ出ていくので、正しい記述です。bを正としていますが、拍出された血液を運び、圧力に耐える弾力をもつのは動脈なので、誤りです。cを誤としていますが、古い赤血球を濾し取って処理するのが脾臓の主な役目なので、正しい記述です。dを正としていますが、リンパ液に含まれるタンパク質は血漿より少ないため、誤りです。
- 4正 正 誤 正:bを正としていますが、拍出された血液を運び、圧力に耐える弾力をもつのは動脈なので、誤りです。cを誤としていますが、古い赤血球を濾し取って処理するのが脾臓の主な役目なので、正しい記述です。dを正としていますが、リンパ液に含まれるタンパク質は血漿より少ないため、誤りです。
出典:令和8年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問2(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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