令和8年度 北海道 午前 問60
主な医薬品とその作用
妊娠検査薬に関する以下の記述
妊娠検査薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 妊娠検査薬による検査結果をもって、妊娠しているか否かを断定することはできない。
b 採尿後数時間経過した検体を用いて検査を行っても、検査結果に影響はない。
c 検体の採尿のタイミングとしては、尿中ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が検出されやすい夕方が向いている。
d 通常、実際に妊娠が成立してから4週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としている。
- 1(a、b)
- 2(a、d)
- 3(b、c)
- 4(c、d)
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✓ これが正解2(a、d)
解説
a・dが正。検体は早朝尿が向き、時間が経つと結果に影響
手引き第3章の一般用検査薬のうち、妊娠検査薬の知識で判断します。妊娠検査薬は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG:妊娠が成立すると分泌が増える物質)の有無を調べるものです。
aは正しく、妊娠検査薬の検査結果をもって、直ちに妊娠しているか否かを断定することはできません。妊娠の確定診断には、尿中のホルモン検査だけでなく、専門医による問診や超音波検査などの結果から、総合的に妊娠の成立を見極める必要があります。bは誤りです。採尿後に時間が経った検体では検査結果に影響が出るおそれがあるため、採尿後は速やかに検査することが望ましいとされます。cも誤りです。検体としては、尿中hCGが検出されやすい早朝尿(起床直後の尿)が向いています。夕方とする点が誤りです。dは正しく、妊娠検査薬は、通常、実際に妊娠が成立してから4週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としています。
正しいのはaとdなので、その組み合わせが正解です。検体は早朝尿、採尿後は速やかに、結果は断定ではなく受診につなげる目安、と三点をまとめて覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1(a、b):a の判定は合っていますが、b を正しいと扱った点がずれています。尿をとってから長く置いた検体は結果がずれるおそれがあるため、とったらすぐ調べるのが望ましいとされます。
- 3(b、c):b もc も誤りです。採尿後時間が経つと結果に影響が出るおそれがあり、また検体には尿中hCGが検出されやすい早朝尿が向いていて、夕方の尿ではありません。
- 4(c、d):d は正しいものの、c は誤りです。尿中hCGが検出されやすいのは起床直後の早朝尿であり、夕方の尿を勧める記述は合っていません。
出典:令和8年度 北海道登録販売者試験 午前(北海道)問60(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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