令和7年度 北海道 午前 問56
主な医薬品とその作用
ハトムギに関する問題
次の1~5で示される生薬成分のうち、イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とし、肌荒れやいぼに用いられるものはどれか。
- 1ヨクイニン
- 2オウギ
- 3ゴミシ
- 4タイソウ
- 5サンシュユ
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✓ これが正解1ヨクイニン
解説
ハトムギの種皮を除いた種子が基原で、肌荒れやいぼに用いるのはヨクイニン
手引き第3章の生薬成分の項で、基原(生薬のもとになる植物や部位)と用途を問う問題です。
設問の手がかりは、イネ科のハトムギの種皮を除いた種子を基原とすることと、肌荒れやいぼに用いられることです。これに当たるのはヨクイニンです。ヨクイニンは、肌荒れやいぼに用いられる生薬で、ビタミンB2主薬製剤やビタミンB6主薬製剤、瀉下薬等の補助成分として配合されることもあります。
ほかの四つは、いずれもイネ科のハトムギを基原とするものではなく、肌荒れやいぼを主な用途とする生薬でもありません。主に強壮作用などを期待して、滋養強壮保健薬などに配合される生薬です。生薬の問題では、科の名前と使う部位(根・果実・種子など)が見分ける大きな手がかりになります。
したがって、ヨクイニンが正解です。ヨクイニンは、ハトムギ、肌荒れ、いぼの三つを結びつけて覚えると、ほかの生薬と見分けやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 2オウギ:オウギは、マメ科のキバナオウギなどの根を基原とする生薬で、主に強壮作用を期待して用いられます。ハトムギの種子が基原ではなく、肌荒れやいぼに用いる生薬でもありません。
- 3ゴミシ:ゴミシは、マツブサ科のチョウセンゴミシの果実を基原とする生薬で、強壮作用などを期待して用いられます。イネ科のハトムギとは基原が違います。
- 4タイソウ:タイソウは、クロウメモドキ科のナツメの果実を基原とする生薬で、強壮作用などを期待して用いられます。ハトムギの種子とは関係がありません。
- 5サンシュユ:サンシュユは、ミズキ科のサンシュユの偽果の果肉を基原とする生薬で、強壮作用などを期待して用いられます。肌荒れやいぼに用いるハトムギ由来の生薬ではありません。
出典:令和7年度 北海道登録販売者試験 午前(北海道)問56(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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