令和5年度 北海道 午後 問10
人体の働きと医薬品
筋組織に関する以下の記述の正誤
骨格系及び筋組織に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 骨は生きた組織であり、成長が停止した後は破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が行われなくなる。
b 骨には身体各部の支持機能、臓器保護機能のほか、カルシウムを蓄える貯蔵機能がある。
c 筋組織は、筋細胞と結合組織からできている。
d 随意筋は、自律神経系に支配されている。
(肢は a b c d の順の正誤)
- 1正 正 誤 誤
- 2正 誤 正 誤
- 3誤 正 正 誤
- 4正 誤 誤 正
- 5誤 正 正 正
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✓ これが正解3誤 正 正 誤
解説
bとcが正。骨の吸収と形成は生涯続き、随意筋は体性神経系の支配
骨格系と筋組織(手引きの人体の働きと医薬品の章の運動器官)で判断します。
aは誤りです。骨は生きた組織で、成長が止まった後も一生を通じて破壊(骨吸収)と修復(骨形成)が繰り返されています。行われなくなるわけではありません。bは正しい記述です。骨には身体各部を支える支持機能、臓器を守る保護機能のほか、カルシウムなどを蓄える貯蔵機能などがあります。cも正しく、筋組織は筋細胞と結合組織からできています。dは誤りです。自分の意思で動かせる随意筋(骨格筋)は体性神経系(運動神経)に支配されています。自律神経系に支配されるのは、意思で動かせない不随意筋(平滑筋や心筋)です。
したがって、a誤・b正・c正・d誤の組み合わせが正解です。意思で動かせる筋肉は意思を伝える運動神経、と結び付けると判断しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1正 正 誤 誤:a を正、c を誤りとしています。骨吸収と骨形成は成長が止まっても続くのでaは誤りで、筋組織が筋細胞と結合組織からなるというcは正しいです。
- 2正 誤 正 誤:a を正、b を誤りとしています。骨の破壊と修復は生涯続くのでaは誤りで、骨にカルシウムを蓄える貯蔵機能があるというbは正しい記述です。
- 4正 誤 誤 正:a と d を正としています。骨の吸収・形成は成長停止後も続き、随意筋は運動神経に支配されるので、aもdも誤りです。
- 5誤 正 正 正:d を正としていますが、意思で動かす随意筋を支配するのは体性神経系(運動神経)です。自律神経系が支配するのは平滑筋や心筋のような不随意筋です。
出典:令和5年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問10(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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