令和6年度 北海道 午後 問16
人体の働きと医薬品
アナフィラキシーに関する問題
ショック(アナフィラキシー)に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種である。
b 適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難等を生じるが、死に至ることはない。
c 症状として、顔や上半身の紅潮・熱感、蕁麻疹、口唇や舌・手足のしびれ感、むくみ(浮腫)、吐きけ、顔面蒼白、手足の冷感、冷や汗等が現れる。
d 原因物質により発生頻度は異なり、医薬品の場合、以前にその医薬品によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことがある人には起きる可能性が低い。
- 1(a、b)
- 2(a、c)
- 3(b、d)
- 4(c、d)
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✓ これが正解2(a、c)
解説
aとcが正しく、bは死に至ることがあり、dは起きやすい。
ショック(アナフィラキシー)の特徴(手引き第2章 症状からみた主な副作用の全身的に現れる副作用)で判断します。
aは正しい記述で、ショック(アナフィラキシー)は生体異物に対する即時型のアレルギー反応の一種です。bは誤りです。一般に、顕著な症状が現れてから非常に短い時間のうちに急速に悪化することが多く、適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難などを生じ、死に至ることがあります。cは正しく、症状として顔や上半身の紅潮・熱感、蕁麻疹、口唇や舌・手足のしびれ感、むくみ(浮腫)、吐きけ、顔面蒼白、手足の冷感、冷や汗などが現れます。dは誤りです。発生頻度は原因物質によって異なり、医薬品の場合、以前にその医薬品で蕁麻疹などのアレルギーを起こしたことがある人で起きる可能性が高くなります。可能性が低いとする記述は逆です。
正しいのはaとcなので、その組み合わせが正解です。覚え方として、アナフィラキシーは急速に進んで命に関わることがある、過去にアレルギーを起こした人ほど要注意、の2点を押さえておくと、bとdの誤りにすぐ気づけます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1(a、b):bを選んでいる点が違います。ショックは対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難を経て死に至ることがあり、死に至らないとするbは誤りです。
- 3(b、d):bとdはどちらも誤りです。ショックは放置すれば命を落とすこともある反応で、過去に同じ医薬品で蕁麻疹などを経験した人こそ注意が要ります。
- 4(c、d):dを選んでいる点が違います。過去にその医薬品で蕁麻疹などを起こしたことがある人は、ショックが起きる可能性が高いとされるので、低いとするdは誤りです。
出典:令和6年度 北海道登録販売者試験 午後(北海道)問16(改変:1問ずつ解ける形に加工(肢の番号をそろえ、正誤・穴埋めの表を1行に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、北海道とは関係ありません。
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