司法書士の用語(197語)
司法書士試験(筆記・多肢択一式)の過去問に出てくる用語を、短い言葉で説明しています。語を入れて探すか、分類から選んでください。
そのほかの用語(59語)
訴えの
読み:うったえのりえき本案判決をもらう必要性と実益です。給付の訴え・確認の訴え・将来の給付の訴えで考え方が違い、既判力が得られるかどうかが問われます。利益 仮差押え
読み:かりさしおさえ仮差押えは、金銭債権の強制執行ができなくなるおそれがあるときに財産の現状を保全する手続です。試験では、時効の更新の効力がない点が問われます。仮差押解放金
読み:かりさしおさえかいほうきん仮差押えの執行の停止や取消しを得るために債務者が供託すべき金銭の額です。仮差押命令で定めなければならず、仮処分解放金と対比される点が問われます。仮差押命令
読み:かりさしおさえめいれい金銭の支払を目的とする債権について、強制執行が困難になるおそれがあるときに発する命令です。特定の物について発するのが原則である点が問われます。仮処分
読み:かりしょぶん仮処分は、判決が出るまでの間に権利関係を仮に押さえる民事保全の手続です。試験では、占有移転禁止は執行官の公示、処分禁止は登記で執行する点が問われます。簡裁訴訟代理等関係業務
読み:かんさいそしょうだいりとうかんけいぎょうむ必要な能力の認定を受けた司法書士が行う業務です。法人では社員に認定を受けた司法書士が要る点や、依頼を拒めない義務から除かれる点が問われます。還付請求権
読み:かんぷせいきゅうけん被供託者が持つ、供託物の払渡しを請求する権利です。取戻請求権とは別個の権利で、一方の時効の更新が他方に及ばない点が問われます。既判力
読み:きはんりょく確定判決の判断が後の訴訟に及ぶ効力です。基準時より前に行使できた取消権が遮断される点や、理由中の判断には生じない点が問われます。教唆犯
読み:きょうさはん人をそそのかして犯罪を実行させる者です。唆された者が実行に着手しなければ成立しない点や、犯人が自己の蔵匿を教唆した場合の判例が問われます。強制執行
読み:きょうせいしっこう強制執行は、債権者が債務名義により債務者に対して行う執行の手続です。試験では、執行文の付与を要しない少額訴訟の判決などが問われます。供託官
読み:きょうたくかん供託の申請を書面の範囲で審査し、供託通知書も作成する者です。原因事実を証明する書面の提出を申請者に求められない点が問われます。供託物払渡請求権
読み:きょうたくぶつはらいわたしせいきゅうけん供託者の取戻請求権と被供託者の還付請求権のことです。譲渡・差押え・代位行使の扱いと、時効の更新(承認)を含む消滅時効が問われます。権利供託
読み:けんりきょうたく第三債務者が供託することができるにとどまる執行供託です。どの差押えの重なりなら義務供託にならないかを、民事執行法第156条などで区別できるかが問われます。控訴
読み:こうそ控訴は第一審判決に不服を申し立てる手続で、提起されると請求の全部が控訴審に移ります。試験では、附帯控訴が控訴権の消滅後もできる点が問われます。控訴審
読み:こうそしん控訴で事件が移った先の審理です。請求の全部が移る一方で、不服を申し立てられた範囲でしか判断しない点が問われます。固有必要的共同訴訟
読み:こゆうひつようてききょうどうそしょう関係者全員がそろわないと訴えが不適法になる共同訴訟です。共同被告の一部に対する訴えの取下げは効力を生じないとされています。債権者不確知
読み:さいけんしゃふかくち過失なく債権者が誰か分からないことです。これを原因とする弁済供託ができる場面と、還付に他の被供託者の承諾書などの書面が要る点が問われます。債権者保護手続
読み:さいけんしゃほごてつづき会社の行為に債権者が異議を述べられるようにする手続です。株式のみを対価とする株式交付では要らないなど、要否とその証明書面が問われます。財産開示手続
読み:ざいさんかいじてつづき強制執行の前提として債務者の財産を調べる手続の一つです。申し立てられる債権者の範囲と、時効の完成猶予の事由になる点が問われます。債務名義
読み:さいむめいぎ債権者が強制執行をする根拠となるものです。物の給付などを命ずる仮処分命令が債務名義とみなされる点や、財産開示手続を申し立てる債権者の要件が問われます。執行供託
読み:しっこうきょうたく差押えなどがされた金銭債権について、第三債務者が供託して執行手続に委ねる供託です。権利供託と義務供託の区別が問われます。執行裁判所
読み:しっこうさいばんしょ執行処分を行い、配当等の手続を実施する裁判所です。債権執行の管轄が債務者の普通裁判籍の地方裁判所である点や、第三債務者の事情の届出先である点が問われます。執行文
読み:しっこうぶん債務名義に執行力があることを公に証明する文言です。不服申立ての種類、執行文が要らない債務名義、承継執行文が問われます。司法書士会
読み:しほうしょしかい法務局又は地方法務局の管轄区域内に設立され、司法書士が会員となる会です。登録申請書はこの会を経由し、他の管轄区域への移転では移転先の会を経由する点が問われます。司法書士法人
読み:しほうしょしほうじん司法書士法人は司法書士が社員となり、設立の登記によって成立する法人です。試験では、事務所ごとに社員を常駐させる義務が問われます。社会権
読み:しゃかいけん生存権・教育を受ける権利・労働基本権のことです。これらについて最高裁判所の判例がどう述べているかと、労働基本権の社会権としての面が問われます。受領拒絶
読み:じゅりょうきょぜつ弁済供託の原因の一つで、受領を拒むことです。受取証書の交付を拒んだ場合も同じに扱われる点や、還付請求権の時効が原則として供託の時から進行する点が問われます。傷害致死罪
読み:しょうがいちしざい身体を傷害し、よって人を死亡させた場合に成立する結果的加重犯です。重い結果の予見は不要で、死因の傷害の後の第三者の介入では因果関係が切れない点が問われます。少額訴訟
読み:しょうがくそしょう60万円以下の金銭の支払を求める簡易裁判所の特別な手続です。最初の期日で弁論すると移行できない点や控訴できない点、確定判決に執行文が要らない場面が問われます。承継執行文
読み:しょうけいしっこうぶん承継執行文は、当事者の承継人に付与される執行文です。試験では、義務者側の承継で登記名義が移っていれば必要になることが問われます。条例
読み:じょうれい公選の議員で組織される議会の議決を経て制定される自治立法です。法令に明文がなくても違反しうる点や、税目や税率を定めることが問われます。職務執行者
読み:しょくむしっこうしゃ法人が代表社員となる場合に、代表社員の職務を行う者です。その法人の役員に限られず、使用人を選任することもできます。書証
読み:しょしょう文書の記載内容を証拠とする証拠調べです。文書送付の嘱託による申出や、書証の成立の真正についての自白が裁判所を拘束しない点が問われます。清算株式会社
読み:せいさんかぶしきがいしゃ解散して清算が始まった株式会社のことです。会計監査人を置くことができない点と、清算人や監査役の扱いが問われます。清算人会
読み:せいさんにんかい清算株式会社が定款の定めによって置くことができる機関です。清算の開始時に公開会社であっても、設置は義務付けられていません。窃盗罪
読み:せっとうざい他人の占有する財物を、占有者の意思に反して自己の占有に移す罪です。既遂の時期、保護される占有、占有離脱物横領罪との区別が判例で問われます。占有移転禁止の
読み:せんゆういてんきんしのかりしょぶん係争物に関する仮処分の一つで、不動産では執行官の公示の方法で執行されます。登記の方法によらない点や、審尋の期日を経ることを求められない点が問われます。仮処分 創立総会
読み:そうりつそうかい募集設立にだけある、設立時株主の総会です。決議は議決権を行使できる設立時株主の議決権の過半数で、かつ出席した設立時株主の議決権の3分の2以上の多数によります。即時抗告
読み:そくじこうこく即時抗告は、決定などの裁判に対して不服を申し立てる手段です。試験では、文書提出命令を受けた第三者ができることや、認められない場面が問われます。訴訟告知
読み:そしょうこくち訴訟の係属を、参加することができる第三者に知らせる手続です。受けた者は更に告知でき、補助参加の申出は条件でない点が問われます。疎明
読み:そめい裁判官に一応確からしいと思わせる程度の立証で、証明までは求められないものです。民事保全で疎明で足りるのは被保全権利と保全の必要性だけである点が問われます。第三債務者
読み:だいさんさいむしゃ差押えなどの対象となった債権の債務者のことです。差押命令が第三債務者に送達された時に差押えの効力が生じる点と、金銭債権の全額を供託できる点が問われます。滞納処分
読み:たいのうしょぶん税金の滞納を理由とする差押えの手続です。これが先にされた金銭債権に差押命令が送達されると第三債務者は全額を供託でき、義務ではない点が問われます。代表取締役
読み:だいひょうとりしまりやく取締役会設置会社では取締役会が選定する、会社の代表者です。定款に定めがあれば株主総会でも選定できる点や、選定の議事録の印鑑証明書が問われます。懲戒
読み:ちょうかい司法書士の違反行為に対して法務大臣がする処分です。法人とは別に行為をした社員個人も対象となり得る点や、会則違反が理由になることがある点が問われます。電子公告
読み:でんしこうこくウェブサイトを用いる公告の方法です。官報のほか定款の定めに従いこの方法で公告すると、知れている債権者への各別の催告を要しません。特例有限会社
読み:とくれいゆうげんがいしゃ特例有限会社は、商号の変更によって株式会社に移行できる会社です。試験では、移行時の登記原因や、吸収分割承継会社になれないことが問われます。取戻請求権
読み:とりもどしせいきゅうけん供託者が持つ、供託物を取り戻す権利です。被供託者の受諾で消滅する点と、差し押さえられると営業保証供託の差替えができない点が問われます。日本司法書士会連合会
読み:にほんしほうしょしかいれんごうかい司法書士の登録の名簿を持つ団体です。登録申請書は司法書士会を経由して提出する点や、欠格事由に当たる者の登録を取り消す点が問われます。被供託者
読み:ひきょうたくしゃ供託物の還付を受ける立場の者です。受諾すると供託者が取り戻せなくなる点や、還付の請求に供託通知書の添付が要らない点が問われます。文書提出命令
読み:ぶんしょていしゅつめいれい文書の所持者に提出を命じる裁判所の決定です。命じられた第三者は即時抗告で争えるが、本案の当事者は申立人でなければできない点が問われます。弁済供託
読み:べんさいきょうたく債務者が供託所に金銭などを預けて債務を免れる制度です。受領拒絶や債権者不確知を原因とする供託の要件と効果が問われます。弁論準備手続
読み:べんろんじゅんびてつづき争点整理のための手続です。その期日では文書の証拠調べができ、主要事実を認める陳述をすれば裁判上の自白が成立します。法定清算人
読み:ほうていせいさんにん定款の定めや株主総会の決議によらず最初の清算人となる取締役です。就任承諾書が要らない点と、みなし解散の後に選任があってもその登記を前提とする点が問われます。保全異議
読み:ほぜんいぎ保全命令に不服がある債務者が、その命令を発した裁判所に申し立てるものです。取下げに債権者の同意を要しない点が問われます。保全命令
読み:ほぜんめいれい民事保全で裁判所が発する命令です。不服は発した裁判所への保全異議による点や、債権者にも送達され、送達前でも保全執行ができる点が問われます。本人確認証明書
読み:ほんにんかくにんしょうめいしょ就任承諾書と同じ氏名及び住所が記載された、公務員が職務上作成した証明書です。住民票の写しを使える点と、印鑑証明書があれば要らない点が問われます。民事保全
読み:みんじほぜん判決が出るまでの間、財産や権利関係を仮に押さえる手続です。仮差押え・仮処分の保全命令の要件や、権利と必要性を疎明する点が問われます。労働基本権
読み:ろうどうきほんけん憲法第28条が保障する団結権・団体交渉権・団体行動権のことです。公務員も保障を受けたうえでの、制約の限度が問われます。