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第28回 問題6

精神医学と精神医療

次の記述のうち,自律訓練法の説明として,正しいものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解5注意を集中し,自己暗示をかけることにより,心身の安定を図る。

解説

自己暗示で心身を落ち着かせる方法が自律訓練法です。

精神療法の一つである自律訓練法の説明を選ぶ問題です。自律訓練法は、ドイツの精神科医シュルツが考案した方法で、楽な姿勢で注意を体の感覚に向け、腕が重たい、腕が温かいといった決まった言葉を心の中でくり返して自分に暗示をかけていきます。そうして緊張をゆるめ、心と体を落ち着いた状態に導くことを目指します。不安や緊張、ストレスに関わる不調の緩和に用いられ、一度身につければ自分一人で行えるのが特徴です。

ほかの肢は、別の療法を説明しています。遊びを使って子どもの表現を助けるのは遊戯療法、生活に必要な技能を練習するのは社会生活技能訓練(SST)、レクリエーションで活動性を高めるのはレクリエーション療法、作業を通じて社会性の回復を図るのは作業療法の説明です。

したがって、自律訓練法の説明として正しいのは、注意を集中し、自己暗示によって心身の安定を図るという記述です。覚え方としては、自律訓練法は自分で自分に暗示をかけるリラクセーション法、と押さえると他の療法と区別しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第28回 精神保健福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題6。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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