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第26回 問題38

ソーシャルワークの理論と方法(専門)

次の記述のうち,レジリエンス(resilience)の説明として,正しいものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解4困難な状況に耐え,やがて立ち直る力を本来的に有していること。

解説

レジリエンスは、困難に耐え、やがて立ち直る力のことです。

レジリエンス(resilience)は、もともと物理学で弾力や復元力を表す語で、心理学やソーシャルワークでは、逆境や困難な状況に置かれても、それに耐え、やがて立ち直っていく力を指します。この力は特別な人だけでなく、人が本来的にもっているものと考えられています。各記述が、どの概念を説明しているかで判断します。

困難な状況に耐え、やがて立ち直る力を本来的に有していることという記述は、このレジリエンスの説明そのものです。精神保健福祉の実践では、本人の弱さや病理だけでなく、困難から回復していく力に着目し、その力が発揮されるよう支えることが重視されます。

他の記述は、自己決定や自己主張の力を高めるエンパワメント、社会への完全かつ効果的な参加、病気が治っていなくても新しい意味と目的を見いだすリカバリー、全ての人を社会の構成員として包み込むソーシャルインクルージョンの説明にあたります。

覚え方として、レジリエンスは跳ね返す力、リカバリーは人生の意味を取り戻す過程、エンパワメントは力を高めること、インクルージョンは社会が包み込むこと、と主語と動きで区別すると迷いにくくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第26回 精神保健福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題38。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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