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第26回 問題7

精神医学と精神医療

次の記述のうち,注意欠如・多動症(ADHD)の症状として,適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解5課題や活動を順序立てて行うことが困難である。

解説

課題を順序立てて行うのが難しいのは、ADHDの不注意の症状です。

注意欠如・多動症(ADHD)は、発達の早い時期から、不注意と、多動性・衝動性が年齢に見合わない程度に続き、生活に支障が出る神経発達症の一つです。判断の軸は、記述がこの不注意か多動性・衝動性のどちらかにあてはまるかどうかです。

不注意の症状には、細かいところを見落とす、注意を持続しにくい、話を聞いていないように見える、物をなくしやすい、そして課題や活動を順序立てて行うことが難しい、といったものがあります。課題や活動を順序立てて行うことが困難であるという記述は、この不注意の症状にあたるので、適切です。

他の記述は、別の病気の特徴です。爽快な気分は躁状態、身体についての認知の歪みは摂食障害、言葉以外のやりとりの苦手さは自閉スペクトラム症、考えが抜き取られる体験は統合失調症で語られる症状です。

見分け方として、ADHDの問では、記述が不注意(忘れる・段取りできない)か、多動・衝動(じっとしていられない・待てない)のどちらかに入るかを確かめると、他の発達障害や精神疾患の症状と区別しやすくなります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第26回 精神保健福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題7。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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