令和2年度 10月 午前Ⅱ 問22
システム開発技術
要件定義に関する問題
ソフトウェアの要件定義における利用者の分析で活用される,ソフトウェアの利用者を役割ごとに典型的な姿として描いた仮想の人物を何と呼ぶか。
- アエピック
- イステークホルダ
- ウプロダクトオーナ
- エペルソナ
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✓ これが正解エペルソナ
解説
利用者の典型像として描いた仮想の人物を、ペルソナと呼びます。
ペルソナは、システムを使う人を役割ごとに一人の具体的な人物として描いたものです。年齢や仕事、目的、困っていること、ふだんの行動などを細かく決めて、実在しそうな架空の利用者像を作ります。要件定義で利用者を分析するとき、利用者全体という漠然とした対象ではなく、この人物ならどう使うかを考えることで、必要な機能や画面の優先度を判断しやすくなります。設問の、典型的な姿として描いた仮想の人物という言い回しは、ペルソナの説明そのものです。見分けるときは、仮想の人物かどうかに注目します。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アエピック:エピックは、アジャイル開発で扱う大きな要求のまとまりで、いくつもの小さな要求に分けて開発していきます。人物ではなく要求の単位なので、利用者の姿を描いたものには当たりません。
- イステークホルダ:ステークホルダは、システムに利害関係をもつ実在の個人や組織を指します。利用者のほかに発注者や運用者なども含み、分析のために描いた架空の人物ではありません。
- ウプロダクトオーナ:プロダクトオーナは、スクラムでプロダクトの価値を高める責任を負い、作る順番を決める実在の役割です。チームの中の立場の名前であり、利用者を典型化した架空の人物ではありません。
この問題の用語
- 要件定義作るシステムに何を求めるかを決める工程。業務の進め方だけでなく、稼働率や復旧までの時間といった条件も書き出します。
- 分析集めたデータを細かく分けて、何がどう関わっているかを読み取ること。量が増えるほど、扱う道具も考え方も変わります。
- ステークホルダその活動から影響を受ける、または活動に影響を与える人や組織。外部にもいて、不利益を受ける立場の人も含みます。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問22
同じ用語が出る問題
- 平成23年度 特別 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14:要件定義の段階で実施すること(要件定義)
- 平成21年度 秋期 情報セキュリティスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15:SLCPに関する問題(要件定義)
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