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第60回 午後 問35

臨床医学

末梢動脈疾患で正しいの

末梢動脈疾患で正しいのはどれか。

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✓ これが正解5下肢切断が必要になることがある。

解説

末梢動脈疾患は重症化すると、下肢切断が必要になることがあります。

末梢動脈疾患(PAD)は、主に下肢の動脈が動脈硬化などで狭くなったり詰まったりし、足への血流が不足する病気です。日本で多いのは動脈硬化による閉塞性動脈硬化症で、喫煙や糖尿病、高血圧、脂質異常症が危険因子になります。

症状は血流不足の程度で進みます。はじめは足の冷えやしびれ、次に一定の距離を歩くとふくらはぎが痛み、休むとおさまる間欠性跛行が現れます。さらに進むと安静時にも痛み、傷が治らずに潰瘍や壊死が起こります。この段階で血流を回復できない場合は、感染や壊死の広がりを防ぐために下肢切断が必要になることがあります。

他の記述は病気の特徴と逆です。末梢動脈疾患は男性や喫煙者に多く、足関節上腕血圧比(ABI)は足首の血圧が下がるため低い値になります。間欠性跛行は代表的な症状で、原因として閉塞性動脈硬化症が最も多くを占めます。

したがって、正しい記述は下肢切断が必要になることがあるという肢です。冷え・間欠性跛行・安静時痛・潰瘍と壊死という進み方を順番で覚えておくと整理できます。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第60回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問35(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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