第59回 午後 問80
人間発達学
Freudの発達論で6~12歳ころはどれか。
- 1感覚運動期
- 2形式的操作期
- 3性器期
- 4潜在期
- 5前操作期
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✓ これが正解4潜在期
解説
Freudの発達論では、6〜12歳ころは潜在期に当たります。
Freudの心理性的発達論は、性的なエネルギー(リビドー)がどこに向かうかによって発達を段階に分けた理論です。口唇期(乳児期)、肛門期(1歳半から3歳ころ)、男根期(3歳から6歳ころ)、潜在期(6歳から12歳ころ)、性器期(思春期以降)の5段階からなります。潜在期は性的な関心が表に出にくくなり、学校での勉強や友人との関係にエネルギーが向かう時期です。したがって、6〜12歳ころは潜在期です。
ほかの肢は、Piagetの認知発達論の段階か、Freudの別の時期の段階です。Piagetは思考の発達を、感覚運動期、前操作期、具体的操作期、形式的操作期の4段階に分けました。
Freudは口唇・肛門・男根・潜在・性器、Piagetは感覚運動・前操作・具体的操作・形式的操作、と2つの理論の段階の名前を別々に並べて覚えておくと、名前の混同を防げます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1感覚運動期:感覚運動期は、Piagetの認知発達論の最初の段階で、0〜2歳ころに見る・触るなどの感覚と動作を通して外界を理解していく時期です。Freudの発達論の段階ではありません。
- 2形式的操作期:形式的操作期は、Piagetの認知発達論の最後の段階で、11〜12歳ころ以降に抽象的な事柄を論理的に考えられるようになる時期です。理論も年齢も、問われている段階と合いません。
- 3性器期:性器期はFreudの発達論の最後の段階ですが、思春期以降に当たり、成熟した異性への関心が現れる時期です。6〜12歳ころはその前の潜在期に当たります。
- 5前操作期:前操作期は、Piagetの認知発達論で2〜7歳ころの段階で、言葉やイメージを使えるようになるものの、自分の視点から離れて考えることが難しい時期です。Freudの発達論の段階ではありません。
出典:第59回 理学療法士国家試験 午後(厚生労働省)問80(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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