平成25年度 春期 午前Ⅱ 問21
システム開発技術
システムの非機能要件となるもの
システムの非機能要件となるものはどれか。
- アシステム化を実現する業務の範囲
- イシステム内での情報(データ)の流れ
- ウシステムの操作性
- エ他システムとのインタフェースのレイアウト
答えと解説を見る
✓ これが正解ウシステムの操作性
解説
操作性は、何をするかではなく、どう使えるかに関わる非機能要件です。
要件は、システムが何をするかを定める機能要件と、その機能をどの程度の品質や条件で提供するかを定める非機能要件に分けられます。非機能要件には、性能、信頼性、セキュリティ、運用や移行に関する事項などのほか、使いやすさにあたる操作性も含まれます。システムの操作性は、どの業務をどう処理するかではなく、その処理を利用者がどれだけ分かりやすく、効率よく扱えるかという品質を表すので、非機能要件になります。見分ける軸は、その項目が業務処理の中身を決めるものか、提供の仕方の質を決めるものかです。何をするかが機能要件、どれだけうまく使えるかが非機能要件、と問い方で分けると判断できます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- アシステム化を実現する業務の範囲:システム化を実現する業務の範囲は、システムがどの業務を受け持つかという、何をするかの中身そのものを決める事項です。機能の範囲を定めるものなので、機能要件の側に入ります。
- イシステム内での情報(データ)の流れ:システム内での情報の流れは、どのデータをどこからどこへ受け渡して処理するかという、業務処理の中身を表します。処理の内容を定めるものなので、機能要件の側の事項です。
- エ他システムとのインタフェースのレイアウト:他システムとのインタフェースのレイアウトは、どの項目をどの形式でやり取りするかという、システム間で受け渡すデータの中身を決める事項です。やり取りの内容を定めるので、機能要件として扱われます。
この問題の用語
- 非機能要件性能や可用性など、どのように動くかを定めた要件のことです。半日以内に復旧するといった品質の条件が、これにあたります。
- 機能要件システムが何をするかを定めた、働きについての要件です。どれだけ速く安定して動くかという条件は、非機能要件になります。
出典:平成25年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問21
同じ用語が出る問題
- 令和7年度 秋期 午前Ⅱ 問20:非機能要件項目(非機能要件)
- 令和3年度 秋期 午前Ⅱ 問9:ファンクションポイント法の問題(機能要件)
- 平成27年度 春期 午前Ⅱ 問21:非機能要件の使用性に該当するもの(非機能要件)
- 平成23年度 特別 午前Ⅱ 問23:システム化計画に関する問題(機能要件)
- 平成22年度 春期 午前Ⅱ 問22:システムの非機能要件(非機能要件)
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)