第114回 午後 問44
在宅看護論
地域包括ケアシステムの構成要素
地域包括ケアシステムの構成要素はどれか。
- 1交通
- 2雇用
- 3情報
- 4住まい
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✓ これが正解4住まい
解説
地域包括ケアシステムの構成要素に住まいが含まれます。
地域包括ケアシステムは、高齢者が重い要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される仕組みです。団塊の世代が75歳以上となる2025年をめどに構築が進められてきました。
この仕組みの構成要素は、住まい、医療、介護、予防、生活支援の5つです。なかでも住まいは、生活の基盤となる要素として位置づけられ、その上に医療・介護・予防・生活支援のサービスが届けられるイメージで説明されます。また、支え合いの担い手として、自助・互助・共助・公助を組み合わせるという考え方も示されています。交通、雇用、情報は、地域での暮らしに関わる大切な条件ではありますが、地域包括ケアシステムの5つの構成要素には含まれていません。
したがって住まいが正解です。地域包括ケアシステムの構成要素は、住まい・医療・介護・予防・生活支援の5つ、と声に出して覚えておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1交通:通院や買い物のための移動手段は高齢者の暮らしに影響しますが、地域包括ケアシステムで示される5つの要素には、交通という項目は含まれていません。
- 2雇用:高齢者の就労は社会参加の一つとして大切ですが、地域包括ケアシステムの構成要素として雇用が挙げられているわけではありません。5つの要素とは別の事柄です。
- 3情報:関係者の間で情報を共有することは連携に欠かせませんが、それは仕組みを動かす手段にあたります。情報そのものは5つの構成要素に数えられていません。
出典:第114回 看護師国家試験 午後(厚生労働省)問44(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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