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第114回 午前 問18

必修問題

骨髄抑制によるもの

抗癌薬の副作用(有害事象)で骨髄抑制によるものはどれか。

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✓ これが正解3血球減少

解説

骨髄抑制は造血が抑えられて起こる血球減少です。

抗がん薬は、がん細胞のように盛んに分裂している細胞に強く作用します。正常な細胞の中でも分裂が活発な骨髄の造血細胞、毛根の細胞、消化管の粘膜などは影響を受けやすく、これが有害事象(副作用)の原因になります。

骨髄抑制とは、骨髄で血液の細胞をつくる働きが抑えられることで、白血球(とくに好中球)、赤血球、血小板が減る血球減少として現れます。好中球が減ると感染しやすくなり、血小板が減ると出血しやすくなり、赤血球が減ると貧血になります。嘔吐は消化管や脳の嘔吐中枢への作用、脱毛は毛根の細胞への作用、神経障害は末梢神経への作用によるもので、骨髄抑制によるものではありません。

抗がん薬の有害事象は、どの細胞に作用して起こるかで整理すると分かりやすくなります。骨髄抑制は血球減少であり、感染・出血・貧血に注意する、と結び付けて覚えましょう。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第114回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問18(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。

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