小児看護学の用語(44語)
看護師国家試験の過去問に出てくる「小児看護学」の用語 44語を、短い言葉で説明しています。
「小児看護学」の
アスピリン
読み:あすぴりん熱や痛みを抑える目的や、血小板の働きを抑えて血栓を防ぐ目的で使われる薬です。抗血小板薬の一つで、注意点が出血や胃の粘膜の障害である点が問われます。アナフィラキシー
読み:あなふぃらきしーアレルギー反応が短時間に全身に起こり、命にかかわることもある状態です。最初の処置として、まずアドレナリンを筋肉内注射する点が問われます。永久歯
読み:えいきゅうし6歳ごろから生え始め、12歳ごろには親知らずを除いてほぼそろう歯です。試験では親知らずを除いて28本、含めると32本という本数が問われます。AST
読み:えーえすてぃー / 別表記:GOT肝臓や筋肉の細胞が傷ついたときに血中に出てくる酵素で、GOTとも書かれます。加齢そのもので上がる値ではなく、高い場合は肝臓の病気などを疑う点が問われます。咳嗽
読み:がいそう気道に入った異物や痰を外へ出すための反射で、気道の刺激で起こります。二酸化炭素がたまって中枢神経が抑えられる状態を表す症状ではない点が問われます。学童期
読み:がくどうき学校で勉強や運動、友達との活動に取り組み、やり遂げてほめられることで勤勉性が育つ時期です。心理社会的課題が勤勉性 対 劣等感である点が問われます。川崎病
読み:かわさきびょう乳幼児に多い全身の血管の炎症で、心臓の冠動脈に瘤ができることが最も重い合併症です。回復期に、手足の指先の皮膚が膜のようにむける膜様落屑がみられる点が問われます。間欠的自己導尿
読み:かんけつてきじこどうにょう決まった時間ごとに自分でカテーテルを尿道から膀胱に入れて尿を出す方法です。カテーテルの扱い方や清潔操作などの手技の指導を、個別に行う点が問われます。浣腸
読み:かんちょう肛門から直腸に液を入れる処置で、グリセリン浣腸は腸の壁を刺激して排便をうながします。浣腸液を直腸温よりやや高い温度に温めて準備する点が問われます。気管支喘息
読み:きかんしぜんそく / 別表記:喘息気道に慢性の炎症が続き、気道が過敏になって発作的に狭くなる病気です。小児の発作は、小発作・中発作・大発作・呼吸不全に分けて判定する点が問われます。基本的生活習慣
読み:きほんてきせいかつしゅうかん食事・睡眠・排泄・着脱衣・清潔の5つの生活の基礎になる習慣です。試験では幼児期に少しずつ自立していく点が問われます。筋肉内注射
読み:きんにくないちゅうしゃ皮下組織の下にある筋肉の中に薬液を入れる方法です。筋肉に十分な厚みがあり、太い血管や神経が近くを通っていない場所を選ぶ点が問われます。骨髄
読み:こつずい骨の中にあり、血液の細胞をつくる所です。抗がん薬でこの働きが抑えられる骨髄抑制は、白血球や赤血球、血小板が減る血球減少として現れる点が問われます。思春期
読み:ししゅんき思春期は、第二次性徴が現れ始めるころから、体が急に大人の体へと変わっていく時期です。試験では、親から心理的に自立しようとする時期であることが問われます。児童虐待
読み:じどうぎゃくたい児童虐待防止法が身体的虐待・性的虐待・ネグレクト・心理的虐待の四つに分けている虐待です。虐待を受けたと思われる児童を発見した者に通告の義務がある点が問われます。自閉症
読み:じへいしょうすぺくとらむしょうがい対人関係や社会的なコミュニケーションの難しさと、興味や行動の限定・反復を中心とする発達障害です。人との関わりの難しさとこだわりの強さの2本柱で特徴が問われます。スペクトラム 障害 上腕骨
読み:じょうわんこつ二の腕の骨で、上端の骨頭が肩甲骨のくぼみにはまって肩関節をつくります。後ろ側を回るように走る橈骨神経が、上腕の圧迫や骨折で傷つきやすい点が問われます。心音
読み:しんおん聴診器で聞く心臓の音で、Ⅰ音は房室弁が閉じる音、Ⅱ音は動脈弁が閉じる音です。四つの弁の音がよく聞こえる聴診の位置が決まっている点が問われます。成長
読み:せいちょうほるもん下垂体前葉から出て、骨や筋肉の成長、代謝の調節にかかわるホルモンです。眠りについてから最初に訪れる深い睡眠の時期に多く分泌される点が問われます。ホルモン 前操作期
読み:ぜんそうさきピアジェの認知発達の4つの段階のうち、おおむね幼児期にあたる段階です。試験ではものごとを目に見える一つの特徴だけで捉える特徴が問われます。先天性食道閉鎖症
読み:せんてんせいしょくどうへいさしょう生まれつき食道が途中で途切れて、袋のように行き止まりになっている病気です。出生直後に、飲み込めない唾液が口から泡のようにあふれ出る点が問われます。造血幹細胞移植
読み:ぞうけつかんさいぼういしょく同種の移植は、他人の造血幹細胞を移植して患者の血液と免疫の仕組みを入れ替える治療です。前処置の目的が拒絶反応の防止と腫瘍細胞の根絶である点が問われます。第二次性徴
読み:だいにじせいちょう思春期に性ホルモンの分泌が増えることで現れる、男女それぞれに特有の体の変化です。女児では多くの場合乳房の発育から始まり、現れる時期が男児より早い点が問われます。タッチング
読み:たっちんぐ手で体に触れることで安心感を与え、不安や痛みを和らげるケアです。心理的な支援の方法で、痰を移動させて出しやすくする手技ではない点が問われます。胆道閉鎖症
読み:たんどうへいさしょう肝臓から腸へ胆汁を流す胆道がふさがってしまう病気で、胆汁が腸に届かなくなります。便に色が付かず、灰白色の白っぽい便になる点が問われます。チアノーゼ
読み:ちあのーぜ皮膚や唇、爪の色が紫から青紫に見える状態です。還元ヘモグロビンが5g/dL以上で生じる点や、血液中の酸素が不足していることを示す点が問われます。肘関節
読み:ちゅうかんせつ上腕の後ろ側を走る上腕三頭筋が収縮すると伸びる、肘の関節です。仰臥位の良肢位では屈曲90度とする点や、伸展させる筋が上腕三頭筋である点が問われます。聴診
読み:ちょうしん聴診器で呼吸音や心音、腸の音を聞く方法です。フィジカルアセスメントの基本の順序では最後に行い、腹部では視診の次に行う点が問われます。乳歯
読み:にゅうし乳児期に生え始め、上下合わせて20本がそろう歯です。試験では2歳半から3歳ころに生えそろう時期が問われます。乳児期
読み:にゅうじきエリクソンの発達理論で、心理社会的課題が基本的信頼 対 不信とされる時期です。ピアジェの認知発達では感覚と体の動きで世界を知る感覚運動期にあたる点が問われます。ネグレクト
読み:ねぐれくと養育に必要な世話をしない育児放棄のことです。過度に世話をする関係は世話をしない状態に当たらず、ネグレクトではない点が問われます。脳性麻痺
読み:のうせいまひ生まれる前後の脳の障害によって、体の動きや姿勢に障害が残る状態です。筋肉の緊張の異常から、飲み込みにくさを伴うことがよくある点が問われます。白血病
読み:はっけつびょう悪性新生物(悪性腫瘍)の一つで、小児の白血病は小児慢性特定疾病医療費助成の対象です。指定難病には含まれず、自立支援医療の対象でもない点が問われます。発達
読み:はったつ成長が量の変化を表すのに対し、働きの質の変化を表す言葉です。試験では、頭部から脚部へ、中心から末梢へと進む方向が問われます。鼻カニューレ
読み:はなかにゅーれ鼻腔に細い管を当てて酸素を流す器具で、口や鼻から周りの空気も一緒に吸い込みます。低い流量で使い、低い濃度の酸素の投与に用いる点が問われます。脾臓
読み:ひぞう左上腹部に胃や膵臓の一部とともにある臓器で、古くなった赤血球は主にここで壊されます。脾臓からの血液を運ぶ脾静脈が門脈系の血管である点が問われます。プレパレーション
読み:ぷれぱれーしょん検査や処置を受ける子どもに、発達に合った方法で内容を説明し、心の準備を整える支援です。説明の後に質問の機会をつくる関わりや、手術を怖がる子への説明が問われます。母子健康手帳
読み:ぼしけんこうてちょう妊娠の届出をすると交付される手帳で、交付は母子保健法に定められています。手帳の便色カードが、便の色の変化に早く気づくためのものである点も問われます。麻疹
読み:ましん感染力が非常に強く、予防接種で防ぐ代表的な疾患で、はしかとも呼ばれます。結核や水痘と並ぶ空気感染の代表である点や、予防に生ワクチンを使う点が問われます。問診
読み:もんしん患者の訴えや経過を聞くことで、フィジカルアセスメントでは身体を診る前に行います。問診の次に視診を行う順序や、市町村の大腸がん検診の項目である点が問われます。幼児期
読み:ようじき1歳から小学校に入る前までの時期で、体のつくりや生理的な働きが乳児期から大きく変わります。胸囲が頭囲を上回り、心拍数が乳児期より減る点が問われます。羊水過多
読み:ようすいかた羊水が増えた状態で、胎児の食道が閉じていて羊水を飲み込めない場合などに起こります。多胎などと並び子宮が引き伸ばされすぎて子宮復古不全の要因となる点が問われます。予防接種
読み:よぼうせっしゅ病原体に対する免疫を前もって獲得させて発症を防ぐもので、一次予防にあたります。定期予防接種は予防接種法に基づいて市町村が実施する点が問われます。流行性耳下腺炎
読み:りゅうこうせいじかせんえんおたふくかぜとも呼ばれ、かかった本人に片側の難聴を残すことがある病気です。試験では出席停止の期間が腫れが出てからの日数で決まる点が問われます。