第113回 午前 問48
成人看護学
マンモグラフィに関する問題
マンモグラフィを受ける成人女性への説明で適切なのはどれか。
- 1「仰臥位で行います」
- 2「検査前は絶食です」
- 3「造影剤を使います」
- 4「二方向から撮影します」
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✓ これが正解4「二方向から撮影します」
解説
マンモグラフィでは乳房を圧迫して二方向から撮影します。
マンモグラフィは、乳房専用のX線撮影装置で行う乳がんの検査です。乳房を板で挟んで薄く広げて圧迫し、乳腺が重なって見えにくくなるのを防ぎながら、少ない被ばく量ではっきりした画像を得ます。通常は、上下から挟む方向と、斜め横から挟む方向の二方向から撮影し、乳房全体と、わきの下に近い部分まで写し出します。設問の説明で適切なのは、二方向から撮影するというものです。
撮影は立った姿勢か座った姿勢で行い、仰臥位では行いません。食事の影響を受ける検査ではないので、絶食の必要はありません。また、乳房のX線撮影で造影剤は使いません。検査の前には、圧迫による痛みがあること、制汗剤やパウダーが画像に写ることがあるので拭き取ることなどを説明します。
覚え方: マンモグラフィは立って、挟んで、二方向、と撮影の姿の三点で覚えると、体位や前処置を問う肢を外せます。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1「仰臥位で行います」:撮影装置の板で乳房を挟む必要があるため、検査は立った姿勢か座った姿勢で行います。仰臥位では乳房を十分に挟んで広げることができず、この体位はとりません。
- 2「検査前は絶食です」:乳房のX線撮影は食事の影響を受けないため、検査の前に食事を抜く必要はありません。絶食が求められるのは、胃や腹部の検査など消化管に関わる検査です。
- 3「造影剤を使います」:マンモグラフィは乳房を圧迫して乳腺の重なりを減らし、造影剤を使わずに撮影します。造影剤の注射を伴う検査ではないため、その説明は誤りです。
出典:第113回 看護師国家試験 午前(厚生労働省)問48(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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