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第37回 問題35

発達と老化の理解

次の記述のうち,加齢に伴う感覚機能の変化として,最も適切なものを1つ選びなさい。

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✓ これが正解3暗順応の時間が延長する。

解説

加齢により、暗い場所に目が慣れる暗順応の時間が長くなります。

年をとると、目、耳、舌、鼻、皮膚などの感覚器のはたらきは、全体として低下していきます。この問は、加齢に伴う感覚機能の変化として正しいものを選ぶ問題です。

明るい場所から暗い場所に入ったとき、しばらくすると目が慣れて見えるようになります。これを暗順応といいます。加齢によって、瞳孔の大きさの調整や網膜のはたらきが衰えるため、暗さに目が慣れるまでの時間が長くなります。夜間のトイレや、暗い廊下に出たときに見えにくく、転倒の原因になることもあります。そのため、暗順応の時間が延長するという記述が最も適切です。

ほかの選択肢は、加齢による変化とは逆の向きになっています。皮膚の感覚、味覚、嗅覚は、年をとると鈍くなるのが一般的です。聴力は、特に高い音から聞こえにくくなります。

加齢による感覚の変化は、基本的に鈍くなる・時間がかかる方向にはたらく、と押さえておくと、敏感になる・高まるという記述に気づきやすくなります。介護の場面では、夜間の足元を照らすなどの環境の工夫につながります。

ほかの選択肢はなぜ違うのか

出典:第37回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題35。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。

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