第37回 問題26
こころとからだのしくみ
次のうち,食物の栄養素の大部分を吸収する部位として,正しいものを1つ選びなさい。
- 1胃
- 2小腸
- 3直腸
- 4横行結腸
- 5S状結腸
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✓ これが正解2小腸
解説
食物の栄養素の大部分は小腸で吸収されます。
食べ物は、口から入って食道、胃、小腸、大腸を通るあいだに消化され、栄養素が体の中に取り込まれます。この問は、栄養素の大部分を吸収する部位を問うています。
小腸は、十二指腸、空腸、回腸からなる長い管です。内側の壁には細かいひだと、絨毛という小さな突起がびっしり並んでいて、表面積がとても広くなっています。この広い面から、糖質やたんぱく質、脂質などの栄養素の大部分が吸収されます。そのため、小腸が正しいものです。
ほかの部位は、役割が違います。胃は食べ物を胃液と混ぜてどろどろにし、少しずつ小腸へ送る場所で、栄養素の吸収の中心ではありません。横行結腸やS状結腸は大腸の一部で、主に水分を吸収して便を形づくります。直腸は便をためて排出する部分です。
消化の流れを、胃は混ぜる、小腸は吸収する、大腸は水分を吸って便をつくる、と役割の順番で覚えておくと判断しやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1胃:胃は、食べ物を胃液でどろどろにして、少しずつ先へ送り出す役割が中心です。一部の成分は吸収されますが、栄養素の大部分を取り込む場所ではありません。
- 3直腸:直腸は大腸の最後の部分で、できあがった便をためて体の外へ出す役割をもっています。栄養素の吸収を受け持つ場所ではありません。
- 4横行結腸:横行結腸はおなかを横切る大腸の一部で、主に食べ物のかすから水分を吸収します。栄養素の大部分は、その手前の小腸ですでに吸収されています。
- 5S状結腸:S状結腸は直腸の手前にある大腸の一部で、水分を吸って固まってきた便を一時的にためる部分です。栄養素の吸収の中心ではありません。
出典:第37回 介護福祉士国家試験(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)問題26。問題文と選択肢は原文のままです。解説は当サイト独自のもので、同センターとは関係ありません。
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