ネットワーク|平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問51
IPv6 の IP アドレスの長さは何ビットか。
- 32
- 64
- ✓ これが正解128
- 256
解説
前の版の四倍にあたる長さで、宛先の枯渇に応えました。
網につながる機器には、宛先となる番号が必ず要ります。長く使われてきた版では、その長さが三十二ビットでした。組み合わせは約四十三億で、地球上の機器には足りません。番号が足りなくなる問題は、早くから見えていました。そこで長さを四倍にした新しい版が定められました。IPv6 の宛先は百二十八ビットで、この数を挙げた肢が当たります。四倍というのは桁が四つ増えるという意味ではありません。二の百二十八乗となり、事実上尽きない広さになります。表記も変わり、十六進の数を区切って書く形になりました。割り当ての仕組みも整理され、設定の手間が減りました。移行は少しずつ進み、いまも二つの版が並んで動いています。シラバスも、二つの版を並べて宛先の用語に挙げています。三十二を選ぶと、前の版の長さを答えたことになります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 前の版で使われてきた長さのほうを挙げた肢です。四つの組に分け、点で区切って書く形が長く使われてきました。いまも広く動いていますが、番号のほうはすでに足りていません。設問が問うているのは、そのあとに定められた版のほうです。
- 三十二と百二十八のあいだにある数というのが、この肢です。倍にした版が在りそうに見えるかもしれない数です。けれども実際に定められたのは、四倍にした長さのほうでした。半端な数を選ぶと、まさにこの罠に落ちてしまうわけです。
- 百二十八のさらに倍にあたる数を挙げた肢のほうです。大きいほど良さそうに思えるかもしれない数です。ところが宛先が長いほど、一通ごとに運ぶ量も増えていきます。必要と負担の釣り合いを取った結果、百二十八に定まりました。
この問題に関係する言葉
- IPv6
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験(特別措置試験) 問51
同じ単元をまとめて解くならネットワークへ。
この解説に誤りを見つけたら教えてください。直して、直した記録を残します。誤りを報告する(メールが開きます)