ITパスポート 平成23年度 秋期 問92
ヒューマンインタフェース
圧縮に関する問題
〔中問A・ディジタル画像〕〔テクノロジ〕図 4 の三つのディジタル画像をそれぞれ右に 90 度回転させたとき,回転前の画素データを圧縮した結果の文字数から,回転後の画素データを圧縮した結果の文字数を引いた値が大きい順に並べたものはどれか。ここで,文字数にはコンマを含める。
〔中問A の記述(抜粋・再掲)〕圧縮は,同じ色の画素データが連続する場合に “w” 又は “b” の後に連続する画素の数をつなげて出力する。画素データは 1 行 1 列から 7 行 7 列の順に出力する。
〔図4 三つのディジタル画像〕形だけを書き起こしたもの (3 つとも白黒の市松模様の中に、白い長方形が置かれている) 画像① … 白い部分が 縦長(縦に長い帯) 画像② … 白い部分が 横長(横に長い帯) 画像③ … 白い部分が 正方形 升目1つずつは再現していない(白い部分の向きだけを書き起こしてある)。
- ア 画像①,画像②,画像③
- イ 画像①,画像③,画像②
- ウ 画像②,画像①,画像③
- エ 画像②,画像③,画像①
答えと解説
✓ これが正解イ 画像①,画像③,画像②
解説
圧縮は横に読む向きに働くので、縦長の絵はまわすと差が最も大きくなります。
圧縮は、横に読む向きにだけ働きます。一行の中で同じ色が長く続けば、短く書けるからです。横に長い白は行の中で長く続くのでよく縮みますが、縦に長い白は各行で少ししか続きません。右へ90度回転すると、縦と横が入れ替わります。縦に長い画像では回転前が縮まず回転後がよく縮むので、引いた差は大きな正の値になります。正方形の画像は回転しても形が変わらないため、差はほとんど0のままです。横に長い画像では回転前が縮み回転後が縮まないので、差は大きな負の値になります。したがって、縦、正方形、横の順に並べた選択肢が正解です。順は白の向きだけで決まり、寸法にはよりません。圧縮が働く向きは、並べる向きで決まるからです。
ほかの選択肢の解説
- ア 画像①,画像②,画像③:縦、横、正方形の順に並べた選択肢です。先頭の縦は確かにいちばん大きくなりますが、横は回転前が縮み回転後が縮まないため、いちばん小さい値で末尾に来ます。後ろの二つが逆です。
- ウ 画像②,画像①,画像③:横、縦、正方形の順に並べた選択肢は、横を先頭に置いています。けれども横はいちばん小さい値になり、先頭に来るのは縦のほうです。順がそっくり違う、最も遠い並びです。
- エ 画像②,画像③,画像①:横、正方形、縦の順に並べた選択肢は、真ん中の正方形は合っています。ところが先頭と末尾が入れ替わっており、本来は縦が先頭で横が末尾です。ちょうど裏返しの並びです。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問92(改変:原典の図表をテキストに書き起こした)
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