第111回 午後 問9
公衆衛生看護活動展開論
学校保健の組織活動で適切なのはどれか。
- 1校長は学校保健計画を立案する。
- 2学校医は学校保健活動を統括する。
- 3保健主事は学校の衛生環境を統括する。
- 4養護教諭は保健室経営計画を立案する。
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✓ これが正解4養護教諭は保健室経営計画を立案する。
解説
保健室経営計画は、養護教諭が立案します。
学校保健の組織活動では、校長・保健主事・養護教諭・学校医などの役割分担を押さえることが判断の軸になります。校長は学校保健を含む校務全体の責任者として活動を統括します。保健主事は、校長の監督を受けて学校における保健に関する事項の管理に当たる教員で(学校教育法施行規則 第45条)、学校保健計画の立案や関係者の連絡調整を担います。
養護教諭は保健室を拠点に、児童生徒の健康の保持増進にかかわる専門職で、保健室をどのように運営していくかを示す保健室経営計画を立案します。したがって、養護教諭が保健室経営計画を立案するという肢が適切です。ほかの肢は、計画の立案や統括の担い手を取り違えています。
統括は校長、学校保健計画の立案は保健主事、保健室経営計画は養護教諭、と担い手と計画を対にして覚えると見分けやすくなります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1校長は学校保健計画を立案する。:学校保健計画は、学校保健安全法に基づいて学校が策定する計画で、原案の立案は保健主事が中心となって行います。校長は計画を決め、実施に責任を負う立場であり、立案の担い手ではありません。
- 2学校医は学校保健活動を統括する。:学校医は健康診断や健康相談、保健指導などに医学の立場から従事し、指導・助言を行う専門職です。学校保健活動全体を統括するのは校務をつかさどる校長であり、学校医の役割ではありません。
- 3保健主事は学校の衛生環境を統括する。:保健主事は保健に関する事項の管理や関係者の調整に当たりますが、学校の環境衛生の検査や助言は主に学校薬剤師が担います。衛生環境を統括するという役割は、保健主事の職務として当てはまりません。
出典:第111回 保健師国家試験 午後(厚生労働省)問9(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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