第109回 午前 問12
公衆衛生看護活動展開論
学校生活管理指導表に関する問題
学校生活管理指導表について正しいのはどれか。
- 1養護教諭が記載する。
- 2年に1回、学校へ提出しなければならない。
- 3小学生用と中学・高校生用の2つに分かれている。
- 4対象は心疾患、腎疾患、アレルギー疾患を有する児童生徒である。
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✓ これが正解4対象は心疾患、腎疾患、アレルギー疾患を有する児童生徒である。
解説
学校生活管理指導表は、心疾患・腎疾患・アレルギー疾患が対象です。
学校生活管理指導表は、病気のある児童生徒が学校生活を安全に送れるよう、主治医が運動や生活上の注意を記入し、学校がそれに沿って配慮するための書類です。日本学校保健会が様式を示しています。
様式には、心臓病や腎臓病のある児童生徒の運動の可否などを示す心疾患・腎疾患用と、食物アレルギーや気管支ぜん息などの配慮を示すアレルギー疾患用があります。したがって、対象を心疾患、腎疾患、アレルギー疾患のある児童生徒とする記述が正しい内容です。
ほかの記述では、記載するのは養護教諭ではなく主治医であること、提出は、学校で配慮や管理が必要な児童生徒に限って学校が保護者を通じて求めるもので、全員に年1回の提出を義務づける決まりではないことが合いません。また、様式は心疾患・腎疾患用が小学生用と中学・高校生用に分かれるのに加え、アレルギー疾患用もあるため、2つに分かれているとするのも正確ではありません。
覚え方として、書くのは主治医、使うのは学校、対象は心臓・腎臓・アレルギーと、役割と対象を組で押さえておきましょう。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- 1養護教諭が記載する。:学校生活管理指導表は、病状と必要な配慮を医学的に判断して示す書類なので、主治医が記入します。養護教諭は提出された指導表を受け取り、学校内で共有して配慮に生かす立場です。
- 2年に1回、学校へ提出しなければならない。:食物アレルギーなどの様式は症状の変化に合わせて毎年書き直してもらう運用が勧められていますが、指導表を出すのは特別な配慮を受ける子どもだけです。全児童生徒が年に1回出さなければならない書類ではありません。
- 3小学生用と中学・高校生用の2つに分かれている。:心疾患・腎疾患用は小学生用と中学・高校生用に分かれていますが、それとは別にアレルギー疾患用の様式もあります。全体が小学生用と中学・高校生用の2つだけに分かれているわけではありません。
出典:第109回 保健師国家試験 午前(厚生労働省)問12(改変:1問ずつ解ける形に加工(状況設定の文を各問に複写・図を文字に書き写し))。解説は当サイト独自のもので、厚生労働省とは関係ありません。
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