平成27年度 春期 午前 問13
システム構成要素
物理マシンに関する問題
仮想化マシン環境を物理マシン 20 台で運用しているシステムがある。次の運用条件のとき,物理マシンが最低何台停止すると縮退運転になるか。
〔運用条件〕
(1) 物理マシンが停止すると,そこで稼働していた仮想マシンは他の全ての物理マシンで均等に稼働させ,使用していた資源も同様に配分する。
(2) 物理マシンが 20 台のときに使用する資源は,全ての物理マシンにおいて 70%である。
(3) 1 台の物理マシンで使用している資源が 90%を超えた場合,システム全体が縮退運転となる。
(4) (1) 〜 (3) 以外の条件は考慮しなくてよい。
- ア2
- イ3
- ウ4
- エ5
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✓ これが正解エ5
解説
残り15台になると1台あたり93%で90%を超えます。
20 台の物理マシンがどれも 70%を使っているので、全体で使われている資源の量は 70 の 20 倍にあたります。台が止まっても仮想マシンは消えず、残った物理マシンへ均等に移されて資源も同じように配分されるという条件なので、1 台あたりの使用率は全体の量を残りの台数で割った値になります。判定の軸は、その値が 90%を初めて上回るのが何台止まったときかという一点です。残りが 16 台なら 1 台あたりは 87.5%で条件の内側ですが、残りが 15 台になると 93.3%となって初めて上回ります。したがって 5 台が停止した時点で縮退運転に入ります。
ほかの選択肢はなぜ違うのか
- ア2:2 台が止まって 18 台で分け合う場合にあたり、1 台あたりの使用率は 77.7%です。条件が定める上限にまだ届かないので、この時点では通常どおり動き続けます。
- イ3:3 台が止まって 17 台で分け合う場合にあたり、1 台あたりの使用率は 82.3%です。上限までまだ余裕があり、資源の配分だけで運転を続けられます。
- ウ4:4 台が止まって 16 台で分け合う場合にあたります。使用率は 87.5%まで上がりますが、条件が定める上限をまだ上回っていないため、切り替わる手前で止まっています。
出典:平成27年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問13
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